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テーマ:鉄道(21871)
カテゴリ:普通列車(国鉄・JR)
419系(晩年):北陸本線
国鉄時代末期、寝台特急が衰退し、余剰となって本来の使命から淘汰されてしまった一部の581系・583系ですが、地方線区の電車化という新たな役割を与えられ、近郊型715系へ改造されました。715系の0番台は九州地区、耐寒設備を装備した715系1000番台が東北南部~仙台地区に配置されています。昭和59年のことでした。 さらに翌年、フリークエンシーに耐えられない北陸本線においても同様の改造による導入が行われましたが、運用区間中に交直セクションを擁していたため、715系のような交流専用とはせず、交直流の設備をそのまま生かし419系が誕生しました。 ※撮影は、すべて平成20年4月22日です。 クモハ419-12 増設改造された運転台側 715系では先頭車が全てクハで構成されていましたが、3両編成の419系ではモハネに運転台を取り付けたクモハ419が存在しました。 モーター音が運転席付近のダクトからか大音響で車内に洩れるため、静かな都心の電車になれた身には堪えます。 クモハ419-12 車内の様子 寝台セットが残る座席側 改造を最小限に抑えたため、特に車内中央部に寝台車時代の面影を色濃く残しています。 クモハ419-12 無理矢理改造された開閉式の客窓 普通列車への転用改造に際し、空調故障時における対策として窓が開閉式に改造されています。 武生駅にて 236M クモハ419-12 中間車を改造したクモハ419は、ドアがオリジナルのまま車端に寄っています。ドアの無かったトイレ側は、運転台と増設ドアがそのままブロックごと取り替えられました。 武生駅にて 419系同士の並び 236M+231M 今庄駅にて 316M 初乗車の419系とはここでお別れ。 今庄駅にて 235M クハ419を狙っていたのですが、サハネ581改造のクハ418でした。419系では、元クハネ581改造のクハ419の方が少数派です。 福井駅にて 上り352M(福井駅止まり) クハ418-9 ナンバー どこでどの時点で撮ったのか不明。記憶も無し。 福井駅にて 419系 到着352M と 475系 上り240M(福井駅始発)の並び 金沢駅にて 今回の撮影では、何故か元クハネ581のクハ419が撮れなくて、陽のあるうちはこれが最後のチャンスだったのですが、またもやクハ418でした。 あまり撮影するチャンスの無かった北陸の419系。残念ながら、最後まで元クハネ581改造のクハ419を記録に残すことが出来ませんでした。 715系が改造当初の予定どおり短期間の活躍であったのに対し、交直流電車の製造費が高い419系においては想像以上に長く活躍することができました。 結果として、本来の役目である寝台特急としての活躍期間よりも、永く普通電車として活躍できたのも皮肉なものかもしれません。 平成23年3月12日の運転を以って、これら寝台特急からの改造車は全て運用から姿を消しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.17 06:10:08
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