|
全て
| 家族
| お料理
| 建物
| 天候
| 行事
| 旅行記
| イランの生活用品
| イランでの生活
| 趣味
| お店
| 病気
| 追憶
| 言葉
| 私見
| 事件、事故
| 幼稚園・就学
| 社会問題
| 夢
| 翻訳
| 楽天プロフィール
| おとぎ話 ”春”
| 短歌・俳句如きもの
| English
| ひとりごつ
| 2014来日記
| 奇譚
| 詩
| Picturesque views from my eyes
| 波風の逢瀬
| Short stories
| ジョーク
| 素描
| レビュー
| こたふこだま
| 2017年来日記
| 私のお気に入り
| 2019~2020ふゆやすみ
| バイト
| 新型コロナウィルス
| フランス語
| 螺旋 こたふこだま
| Instagram
テーマ:短歌(1696)
カテゴリ:2017年来日記
日本滞在の五日目は三年前に初めてお逢いして、以後も楽天ブログを通じてずっと交流を続けているChiichanさんと、旦那様と再会した。今回もはるばる東京まで新幹線で来てくださって、品川駅の山手線の外回りのプラットフォームの一番前で待ち合わせすることにした。三年前に待ち合わせしたときは新幹線の改札にしてしまったが、新幹線乗り場は1週間使用契約をした公共ワイファイが使用できずに、アンテナのあるところまで行ったり来たりしながらようやくお逢いできた、、、っという経験があったから今回は新幹線乗り場では待ち合わせしないことにしたのだった。 十時十五分頃が待ち合わせ時間だったけれど、私達は一時間ぐらい早く着き、品川駅の構内をプラプラ徘徊し、息子用とお土産用のTシャツを数枚購入して時間つぶしをした。 十時になったので待ち合わせ場所に行き、そして十五分を経過してしばらくしたときに、山手線のプラットフォームも端っこだとアンテナがないのに私は気づき、階段付近に行くことにした。実はそのときに、お二人とすれ違ったが私は気がつかず、(息子曰く、僕は気が付いたけど、お母さんはスマホばかり気にしていたと・・・)お電話がつながったときには、私達がしばらく佇んでいたところにご夫婦はいらっしゃったのだった。 三年ぶりにお逢いしたChiichanさんは涼しげな色彩のお召し物にお帽子を被っていらっしゃり、華やかでいて着心地の良さそうな御姿をなさってた。旦那様もテニスで鍛えられたお姿健在で、お二人とも立ち姿がとても美しく若々しくいらっしゃった。 今回もお二人は息子のワガママを叶えてくださって、渋谷公園の近くの犬と触れ合えるお店に一緒に行くことになった。Chiichanさんの旦那さまは永年愛情を注がれてきた愛犬を亡くしたばかりだったが、この日の前日に息子は犬を散歩させたかったけれど、私と息子だけでは私はとても不安だったので、犬を永年飼っていらしたお二人がご一緒なら息子の願いを安心して叶えることができるだろうとお願いしたのだった。 まずは三十分ほど四人でワンコたちを抱っこしたり撫でたりして触れ合いを楽しんだ。この日もお店にはたくさんのお客さんが来ていた。お客さんには外国人の観光客が多く、英語が堪能なChiichanさんは彼らともスっとごく自然に会話を始められたのだった。私も息子も聴いていただけで会話には入らなかったが、コミュニケーション、人との接し方、交流の仕方というのは、言葉ができるできないの問題以外のものが大きいのだろうな、、、ということを感じたのだった。Chiichanさんにとってはごく自然の成り行き、そういう状況で目の前にその人がいるから発せられた言葉なのだろうなっと、私は小犬のふわふわした毛並みの感触を楽しみながら、会話を耳にしていたのだった。 【その時に人重なりて吹く風に揺れさゞめきて交はす言の葉】 その時にその人という偶然が重なり合って吹いた風が木々を揺り動かして葉がざわめくように、人の心を揺れ動かして発せられて交わす言の葉を、心地よく耳にしたのだった ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年09月14日 00時50分10秒
|
|