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masalaの辛口映画館

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2007.09.10
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カテゴリ:試写会
 10日、神保町の一ツ橋ホールにて「包帯クラブ」を鑑賞した。
 今回の主権はニュース通信社広告局。フリーアナウンサーの黒宮千香子さんのMCで、新創刊のテレビ雑誌の告知があっての上映。
 客入りは非常に悪く5割くらいで、何故か小さな子供が何人か来場している。
 映画の話180 包帯クラブ.jpg 大切なものが少しずつ失われていく毎日に、嫌気がさしている女子高校生のワラ(石原さとみ)は、ある日、病院の屋上のフェンスを乗り越えようとする。そのとき、奇妙な関西弁を話す入院患者の少年ディノ(柳楽優弥)が、突然ワラの前に現われる。手首に傷を負ったワラの心の傷を見抜いたディノは、ワラの手首からほどけ落ちた包帯をフェンスに結び付け……。

 柳楽優弥、石原さとみ主演の青春映画?監督は「トリック」シリーズの堤幸彦

 映画の感想
 こりゃ駄目だ。原作は未読なので比較出来ませんが、淡々とした展開で凄く小さな世界観をピンポイントで描いている。
 自分の視線が主人公の親達に近いのもあるかもしれないが、「包帯クラブ」のメンバーの描きこみが浅くて誰一人と共感出来ない。

 まず、この手の作品は「包帯クラブ」の活動に共感出来なくては映画が成り立たない。その活動内容は、傷ついた人のゆかりの場所に包帯でデコレートして写真を撮って「包帯クラブ」のホームページに貼り付ける、というものでデコレートに使った包帯は回収しないと言う迷惑な活動で映画の中でも掲示板に書き込みがされているが、「包帯クラブ」のメンバーの自己満足に近く、映画を見ていて活動を行っている者たちだけが楽しんでいるようにしか映らなかった。礼儀やマナーも判らない現代の若者の行動と言った感じで、この映画を見て「包帯クラブ」の真似をする人が出なければいいのだが・・・。

 柳楽の演技は今までのナイーブな演技から一皮剥けて野生児そのもので、個性的な顔立ちが更に磨きが掛かり凄い顔になっていた。石原さとみは優等生から等身大の役柄になった感じでなかなか良い。

 映画後半、突然ディノの過去の話になるのだが急に別の話を付け足した印象を受けた。

 まぁ映画は登場人物と同世代の子達が見たら共感する内容なのかもしれないけど、大人の鑑賞には退屈そのもので柳楽や石原さとみのファン以外にはお勧めできない。それにしても堤幸彦の劇場作品はつまらない作品が多いので困る。唯一の救いはハンバートハンバートのフォーク調の音楽かな。
 
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Last updated  2007.09.11 14:30:28
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hoshiochi@ Re:映画「NEXT -ネクスト-」@よみうりホール(04/24) こんにちは。私もこの映画を先日見てラス…
マサラ0517@ roseさんへ なんか、楽天ブログはトラックバックを廃…
rose_chocolat@ ブログ運営終了。 その可能性は大いにあると思います。 Twi…
マサラ0517@ ミストmistさんへ もう、本当に楽天ブログさんは訳判らない…

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