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テーマ:辛口映画批評(354)
カテゴリ:ブロガー試写会
今回の試写会「Yahoo!映画ユーザーレビュアー」を招いた試写会だ。人気作品なのか開場してあっという間に試写室は満席になってしまった。
映画の話 生まれながらの素質と釣り名人として評判の一平じいさん(渡瀬恒彦)の指導で、天才的な釣り名人として成長している三平(須賀健太)は、ある日、アメリカで釣りのプロとして活躍中の鮎川魚紳(塚本高史)から夜泣谷の巨大魚の伝説を聞かされる。伝説の巨大魚を釣り上げることに燃える三平たちは、夜泣谷に行く決意をする。 映画の感想 監督の滝田洋二郎が「おくりびと」でアカデミー賞外国語映画賞を受賞した事で一躍注目された作品だ。公開前には殆ど注目されていなかった作品だけに、配給の東映にとっては“棚ボタ”的な作品になった事は確かだ。 原作もアニメも見た事がない私にとっては無難な仕上がりと言ったところで、滝田監督にとっては「バッテリー」(07年)と同じ様な職人監督に徹した印象だ。 映画は“釣りキチ”(“キチ”は今の時代には差別用語になるのかな?)と言ってる割には釣りのシーンが少ない。オープニングの釣り大会と真ん中で少し釣りして、後は最後にメインとなる釣りのシーンが出てくる位で、映画の大部分は三平と家族とプロの釣り師・魚紳との人間ドラマに比重が置かれていて、後半は三平より姉・愛子に比重が置かれているように感じた。 滝田監督の演出にも何処か「おくりびと」と似た演出が出てくる。映画の舞台となった秋田県の田舎の風景の差し込み方や、三平の亡き父の描き方が「おくりびと」に酷似している。 個人的には三平の祖父を演じた渡瀬恒彦と彼の子分に当たる「大激闘マッドポリス‘80」の片桐竜次、中西良太の3人が、オープニングの釣り大会のシーンで久々にスクリーンで共演しているのと、滝田作品では欠かせない蛍雪次郎のボケが冴えていたのが嬉しかった。 映画「釣りキチ三平」の関連商品はこちら 傑作選 釣りキチ三平 夜泣き谷の怪物(DVD) ◆20%OFF! 【送料無料!ポイント3倍!】全巻漫画セットなら当店ヘ!釣りキチ三平(1-37巻 全巻)【0903_送料無料】 クーラーBOX入り アニメ 釣りキチ三平 完全保存版 DVD-BOX 上巻 【アオシマ】釣りキチ三平 No.1 三平三平(みひら さんぺい) プラモデル アオシマ 釣りキチ三平 No.02 鮎川魚紳(あゆかわ ぎょしん) プラモデル(U0938) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.09 13:12:01
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