【訪問日:2019(令和元)年5月4日(土・みどりの日)】
※ 案内板より
天真正伝神道流(香取神道流)は、室町時代に形成され、以来、中条流・影久流・鹿島神道流などが誕生し、わが国最古の権威ある流儀として知られている。始祖である飯篠長威斉家直は、旧飯笹村(現、香取郡多古町飯篠)に生まれ、後に、旧丁子村山崎(現、香取市)に住み、香取神宮境内の梅木山不断所で、剣法の奥儀を極めたと伝えられている。一時、将軍足利義政に仕えたが、帰隠し、長享二年(1488年)四月十五日没した。墓碑は緑泥片岩であり、上部を欠き、高さ九一センチ、幅四九・五センチで、「飯篠伊賀守長威大覚位」の陰刻がある。
〈千葉県指定史跡 天真正伝神道流始祖 剣聖 飯篠長威斉之墓:千葉県香取市香取1697〉