長井戸城跡〈茨城県境町)
【訪問日:2023年(令和5年)12月15日(金)】 ※ 公式HPより 長井戸城跡は、境町長井戸の長井戸香取神社境内にある城跡です。南に土橋・折れのある空堀、東側道路に沿って土塁・空堀が良好に残り、北側にも土塁が残っています。長井戸城は、天文年間(1532~55年)に小山氏に属した菅谷左京という武士の居城であったと伝えられていいます。天文二十三年(1554年)小山氏の攻撃を受け降伏し、その小山氏も天正四年(1576年)北条氏に攻略されました。翌、天正五年北条氏は逆井城を築城し下野と常陸進出への前線拠点としています。長井戸城は、小山城から逆井城を結ぶ中継点として機能していたと考えられます。天正十八年(1590年)北条氏が滅び、その後廃城となっています。 ※ 長井戸城跡 〈長井戸城跡(茨城県境町長井戸991)〉