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2008.09.28
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カテゴリ:オリジナル小説

        ☆ペットは最後まで付き合って!! 

        sos-ono.jpg

 

        大 変 更」

   <アン> つづき  2008.9.28

 

   

とは言ったものの、タカシはまだ胸の内で動揺を隠せないでいる。

無理もない。彼の知っているアンはまだ11歳を過ぎたばかりで、当然、今よりも脊が低く顔も幼さを残していた。

それに、胸のふくらみも目立っては無かった。

 

タカシはいつの間にか自分の目線がまたアンの胸に向いていることに気付くと、慌てて彼女の目に笑顔を送った。

 

「で、マークは?君のお父さんはどこにいるんだい?」

 

「寒いわ、中にいれてくれないの?」

 

「あ!ごめん、さあ入って、そこに腰かけて」

タカシはアンを警備室の中に招き入れながら、一番奥の壁際に置いてある、ソファ-ベッドを指さした。

 

アンはタカシがコーヒーを淹れてる間、休むことなく彼の近況を聞きだそうと

話かけ続けた。

 

タカシが自ら淹れたコーヒーを運んで来た。

一つをアンに渡し、彼自身は折りたたみイスを開いてアンの前に置いて腰を下ろす

 

「ところでアン、一体なにがあったんだい?1人でアメリカから俺に会いにやって来るなんて・・・」

 

タカシの言葉はアンに遮られた。

 

「わたし、今日はアメリカから来たんじゃないのよ。詳しい話は『シップ』の中でするから一緒に来て」

 

タカシが目を白黒させたのは今日で二回目のこと。

 

「シップって何?君は何を言ってるんだ?」

 






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最終更新日  2008.09.28 22:14:25
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