朝顔咲いた
移転ごとに連れてきた植木鉢に、ある初夏の日、懐かしい朝顔に似た双葉をみつけました。窓際でみるみるツルを伸ばし、家主(金のなる木)にあまりに絡みつくので、トレリスを奮発、花を心待ちにしましたが、一向につぼみの気配すらない。 「これは朝顔ではないのか?」 「ハート型の葉っぱ」と少年たちが検索してくれたものの、「???」 7月8月、あきらめて9月・・・ところが、9月30日、週明けに来てみると、直径3センチほどの可憐な花が5つ、6つミニだけど、まさに朝顔・・・よく見れば、なかったはずの蕾もたくさん。思いがけぬプレゼント、そして植物の不思議、けなげさを感じたのでした。大輪でなくても、いえ、大輪でないからこその輝き、楓ならではの朝顔です。 その後、毎朝咲く花たち