カテゴリ:子規玩味
正岡子規
里川の流れにかけし水車汲みてはこぼす山吹の花 都人はいざとく帰れ山桜木のくれしげに盗人や出ん 大君は大御親の喪にこもります今年の春も花咲きにけり 貴人は御喪にこもるか先を追ふ花見車を見ることもなし 菅の根の長き春日を端居して花無き庭をながめくらしつ 我が庭の小草萌えいでぬ限りなき天地今やよみがへるらし 明治31年 註 二首目:都会人は、さあとっとと帰れ。山桜の木の蔭に追いはぎがでるぞ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 16, 2007 02:34:45 PM
コメント(0) | コメントを書く
[子規玩味] カテゴリの最新記事
|
|