カテゴリ:子規玩味
正岡子規(まさおか・しき)
あらたまの年のはじめの七草を 籠に植ゑて来し病めるわがため 歌集『竹の里歌』(明治37年・1904) 新たな年の初めの七草を 笊に植えるように並べて持って来てくれた。 病に臥した私のために、恢復を祈って。 註 あらたま:粗玉、荒玉、璞、新玉。土から掘り出したままで磨かれていない珠玉、原石。「あらたまの」は、音と意味から「年、月、日、春」などに掛かる枕詞(まくらことば)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.01.08 17:18:14
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