カテゴリ:百人一首
小倉百人一首 七
阿倍仲麻呂(あべのなかまろ、表記は「安倍」とも) 天の原ふりさけ見れば 春日なる三笠の山に出でし月かも 古今和歌集 406 天穹を遥か仰ぎ見れば 故郷の春日の三笠の山に出ていた(のと同じ)月だなあ。 註 ふりさけ(振り放け)見る:はるかにふり仰ぎ見る。「振り」は「振り向く、振り返る」のそれと同じ。「さく(放く・離く)」は「間を離す、遠くを見やる」などの意味の古語動詞。 * 阿倍仲麻呂とこの歌については、こちらをご参照下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.09.09 14:29:51
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