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テーマ:洋楽(3304)
カテゴリ:音楽
これもまた私の暗黒時代に公開・リリースされていた、Suedeのドキュメンタリー「The Insatiable Ones」を今頃ようやく買って観ることができました。とはいえ、全編英語しかないので、意味がわかるとこだけ把握って感じではありますが。 Suedeを結成する直前のブレ兄さんやマットの出会い(これとても面白かった)、Suedeの結成とブレイク、バーニーとの関係悪化から脱退、リチャードとニールの加入と再ブレイク、兄さんのドラッグ癖の悪化に伴うバンド状況の悪化、そして活動停止と生々しく記録されています。バーニー脱退のあたりは正直見てて辛い。でも、その後のリチャ&ニールのあたりはにやけるほど二人が可愛い。 随所に関係者インタビューも入ってきて、ジャスティーンやちょっとだけドラムスやってたSmithsのマイク・ジョイス、もちろんバーニー、Suedeのジャケットを多く手掛けたピーター・サヴィル、Nudeの社長・サウルなどなど…すごく興味深いインタビューが盛りだくさんでした。盟友エド・ビューラーがリチャとニールを当初「New Boy」って呼んでたのに悶えました。 個人的に全然知らなくてびっくりしたのは、リッキー・ジャーヴェイスが初期のマネージャーしてたってこと!私、リッキーは「The Office」のブレント役の印象が強くてファンなので、すごく驚いたと同時にめっちゃ嬉しかった…! もちろん、メンバー個人個人の話も入って来るので、知らなかったこととかも多くて本当に新鮮でした。 でも、Head Musicのあたりの兄さんはホントにお薬とアルコールで目がいっちゃってて、怖かった…。Head Musicは好きなアルバムだけれど、その頃はすでに「Self-Destruction」だったんですね。ニールが病気になって、スタジオにも満足に来られなくて電話でやり取りしてたっていうのを見て、胸が痛くなりましたよ。 けれど、その後の再結成もちゃんと出てくるし、Suedeがよみがえるさまも観ることができるので、そこはじーんとします。そして、Blue Hourのころに撮ったのかな?メンバー全員で輪になって話し合うシーンとかも、なんだか感動…。兄さんが「ぼくのせいです」って感じで過去のドラッグのこととか反省してる感じなのも。 ボーナスDVDは、兄さんとマットが里帰りというやつ。二人の若いころの話とかしてくれます。そして二人の佇まいがカッコ良すぎ。年取った分カッコいいって奇跡。 続いては、リチャと王子が2人でインタビューに答えてる映像。これがもう微笑ましい。仲いいんだね、ホントに…。その後、兄さんとピーター・サヴィルの長い会話も入ってます。どうやってあのジャケット群が出来上がったのか、そのプロセスが詳しく語られてて面白いです。 もう一枚のボーナスDVDは、Suedeの映像記録担当・サイモンの本領が遺憾なく発揮されています。笑 サイモン、どこでもカメラ回してるのね…。いきなり日本の映像が出てきて嬉しかったです。そして、貴重なオフショットも多数。ふだんのクールなメンバーしか知らないので、はしゃいだりしてる様子が珍しい。 トータル4時間くらいあるDVDなので、見ごたえたっぷりです。そして何度でも見たくなります。 改めて、私、本当にSuedeが好きなんだと感じました。そして、そう思わせてくれてありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.29 16:44:01
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