麺聖の国宝<南円堂四天王像>の旅
16時前に興福寺までたどり着き、南円堂で康慶の四天王像を見る。仮金堂にあった四天王で重文時代にトーハクで見ているがこれでやっと既見にカウント。毎年10月17日だけ見られたのが今年は特別に11月10日まで公開される。
で南円堂と北円堂が同時開扉されてて、南円堂では他に康慶一門の国宝の木造不空羂索観音菩薩坐像、木造法相六祖坐像が見られる。北円堂は運慶(康慶の子)一門の国宝の木造弥勒如来坐像、木造無著・世親立像と平安時代作の大安寺に伝来した木心乾漆造四天王立像が並ぶ。北円堂そのものも鎌倉時代に建った国宝。
南円堂も北円堂もとても贅沢な空間。印象的なのは、南円堂の法相六祖坐像。北円堂の四天王は芸術的にはどうかと思うがどこかユーモラス。