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カテゴリ:学び
前回は、「女性を描こう」 だったのだが 今回のテーマは、「老人を描こう」 であった 老人を描くにあたって特徴的なことというと、幾つかあるのだが まず先生は、目を例題に出された 赤ちゃんの目から、青年期、壮年期、老年期の目へと 目にどんな変化が出るのかを、比べながらお話しされる 他にポイントは、下に垂れ下がったイメージで描く事 シワは細めに描く事、楽しげに描く事 等等‥ 写真を見ながら画用紙に描いていくのだが、写真通り描いていると 回ってきた先生に、「写真通りでなく、デフォルメして下さい」 と言われた 悩んでいると、先生は私の鉛筆を取って、顔の輪郭に手を加えた 顎をゴツゴツと、変化させていく 写真は男性で、私の描いた線はあまりにも真っ直ぐすぎて 綺麗な老人、という感じがしてしまうが 先生が描くと、年輪を経た老人に変貌した 私の描いたものでは、顔の土台が青年で シワとかの小道具で、老人にしているという感じである 少しデフォルメするだけで、写真の老人の長い年月を感じられて 苦労した人生を感じられるような出来になった 「デフォルメするって、大切だなぁ‥」 と感心してしまった もう一つ、この勉強方法はいいなぁ~と思ったのが 方眼紙の、しかも裏を使って描くことである 方眼紙の裏に描いたら、透かして見てみる すると、目や眉毛を左右対照に描いたつもりなのに 偏って描いているのが分かるのだ 自分のクセを知る為の、良い勉強方法である 同じ位置に描いたつもりなのに、左右が対照にならない 対照になっていると思っていたから、不思議で仕方がない 何事も客観視することが、大切だと思った お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月05日 12時17分54秒
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