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カテゴリ:健康
私が唯一医者に通っているのが、歯医者である。 歯だけは、自分一人で何とか出来るものでないと思っている。 歯石を取ってもらうために、3ヶ月~4ヶ月に一回通っている。 会社を定年退職した5年前も、暫くの間、 会社近くの掛かり付けの歯医者へ、バスに乗って通っていた。 でも、町内にも歯医者は有るわけで‥。 ただ、何処に行けばいいだろうか?と思って悩んでいたのだった。 そうこうする内、町内に新しく歯医者が出来たので、 モノは試しで行ってみたのだが、数回行って止めてしまった。 新しく建ったばかりの歯医者なので、綺麗だし設備も整っている。 若い人たちがテキパキと働いているのも、好感が持てた。 でも‥ある時、私が多少の痛みと違和感を覚えて医者に訴えたのだが、 気のせいだという一言で、取り合ってもらえなかった。 気のせいって‥痛みもあると言っているのに‥、 それで行くのを止めてしまった。 やっぱり会社近くの何十年と通った歯医者に戻ろうかと思っていたのだが、 コロナが蔓延してきてしまったのだ。 なので、とてもバスに乗ってまで行く気にはならなかった。 結局、家族が通っている町内の歯医者に行く事で落ち着いたのである。 歯医者への定期検診が、如何に大事かを教えてくれたのが、 「あしたが変わるトリセツショー」だった。 歯に関わる色々な専門家の人たちが、 自分の歯磨きだけで、歯石が取れているとは思わず、 必ず定期的に歯石を取りにいっている。 そうすることで、歯の健康が保たれているのだ。 専門家ですら、自分だけでは管理出来ないというのだから、 素人の私で管理できるわけがない。 歯と歯ぐきの間に残ってしまう食べかすは、 歯医者で使う特殊な道具でないと、全てを取り除くことは出来ないらしい。 この歯と歯ぐきの隙間に住みついた菌は、 子供の時には存在しないんだってね! 大人になってから住み着いてしまった凶悪細菌‥名前が、 「ポルフィロモナスジンジバリス P.g菌」という、舌を噛みそうな名前。 そんな名前の菌は、食べかすで歯と歯ぐきの間が蓋をされると、 酸素がきらいな菌なので、環境が良くなって増殖していくと言うのだ。 増殖したこの菌は、血液が大好物‥という訳で口の中で出血するのだ。 なので、この菌のことを別名「吸血鬼」と呼ばれているみたい。 また、増殖した菌たちの排泄物を、悪さをしないはずの別の菌が食べて、 問題の無いはずの菌たちが、凶悪細菌に変身してしまうというから怖い。 そしてこの菌たちは、歯ぐきを攻撃していき、歯が抜けていくのだという。 歯に住む菌は、今後一切体から出ていくことはない‥、 体に住み続けるようだ。なので、一生の付き合いになる。 だから菌を増やさないことが大事になる。 自分だけでは歯石は取りきれないので、歯医者とは縁がきれないわけ。 あっ、それから歯ブラシの硬さは、普通を選ぶと良いと言われた。 硬い歯ブラシは、歯石を除去する力はあるが、 歯ぐきへの優しさや、細部への届きやすさに乏しい。 柔らかい歯ブラシは、その真逆となる‥なので、普通の硬さが一番良い。 あらまっ、硬い歯ブラシをずーっと使っている私は、 お話しにならないことになる‥トホホッ。
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