カテゴリ:みんなに向けて
(くそー。また消えてしまった。どうも指がパッドにあたる。) 25歳くらいのことだったろうか、「給料が一緒なら何の仕事するだろう?」って考えたことがある。 給料が一緒なら… 今なら塾の先生は同じだが、給料が一緒なんだから全国展開はしないだろう。 地元で、しかも1学年10人限定とかの塾をする。 本も書かない。 その10人と一緒に暮らせるような塾を作るな。
で、その頃、僕は何なりたかったか? 「陸上部の監督。」だ。 陸上部の監督になって全国制覇を目指したいって思った。 今思えば、陸上も精神的なものがすごく重要だと思う。 その精神的な「がんばる」という部分を磨きたかったんだろう。 僕の高校の陸上部の監督は、「根性だ!」ってそれしか言わずに、汗をだらだら流して僕らと一緒に練習をしてた。 生徒と張り合って走っていたのだ。 結局、先生に3年間勝つことが出来なかった。 調子がよくて、あと少しで抜かせそうな時が何度かあったけど、そういう時は先生が、 「今日はここまでー。」とか、「スパートは今日はなし。」とかメチャメチャなこと言って僕を前には出してくれなかった。 どう考えても、先生の子供じみた練習内容の変更だった。 でも、愛すべきファニーテーチャーだった。 化学の先生だった(工業高校の化学科だったので、先生達はほとんど化学の先生ばかりだった)。 今では、たぶん僕の方が100万倍出来ると思うが、僕の中ではグレートティーチャーだ。
僕が塾を始めた頃、グレートティーチャーと一緒に食事をしたことがある。 「みかみのおごりだから…」って気にせずにステーキやら刺身やら色々頼んでいた。
根性、根性と何でも根性で片付けるグレートティーチャーがカッコ良かった。 時々、愚痴をこぼしているグレートティーチャーが好きだった。
僕は塾には通ったことないが、グレートティーチャーのスピリットを受け継いでいると自分で思っている。 僕も何でも根性で片付けたい。 その前に… 何でも根性で片付けられるかどうかは、自分で証明してみるつもりだ。 生徒が戦っているように、僕だって戦っている。 根性といったって、僕らの目指す根性は超一流の根性なのである。 必ず根性で日本一になりたい。 絶対に「みかみは何十年も日本一と言い続けたけど、日本一にやっぱりなったな。」って思われたい。 さあ、ちょっと本屋に行って来よう。 大合格先生のあの本をまずは手に入れなくては… 今日も根性を炸裂させよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/02/12 11:09:04 AM
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