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テーマ:今日の出来事(287492)
カテゴリ:会計・仕事
今日は久しぶりに木村剛さんの記事からです。
野中ともよさんが三洋電機の会長兼CEOに就任することになりました。 社長兼COO(最高執行責任者)には創業家の井植敏雅副社長が内部昇格し、会長職を降りた井植敏氏は代表取締役に残る人事です 三洋電機の人事の注目すべき点は、独立した外部の識者の登用と世襲を同時に行ったことです。野中氏の任期は最長4年と言われていることから、敏雅氏へのバトンタッチまでの中継ぎ人事と評されています。 野中氏のプロフィールを見ると、社外取締役の経験はあるものの、経営実務はあまりないようです。しかしWBSのキャスターを長年務めてきたこともあり、経験を補完する「他社事例」を持っていると思います。開き直った感じで思うままに経営を行ったら意外とすごいかもしれないと思っています。 創業家は通常その会社の大株主なので、創業家の世襲は公開会社であっても否定されるものではありません。 「創業家の誇り」と「外部の客観的視点」が融合できるか否か、はたまたどちらかを放逐するような動きになるのか、非常に今後の野中氏の手腕が楽しみです。 最終的には追放されてしまったフィオリーナの日本版ににならないように切に祈ります(フィオリーナ並みの影響力は出してほしいですが)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 21, 2005 01:30:29 AM
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