|
カテゴリ:家庭生活
…らしく。。。生きるって優しいようで難しい。
例えば、猫の生き方を考えてみる。
ペットの飼育歴が豊富な方なら、多かれ少なかれ、
ペットの恩返し的行為に
出会った経験をお持ちでなのではないでしょうか。
特に、人間との歴史が長く頭も良い犬の場合、
忠犬ハチ公的ストーリーをよく耳にします。
なかなかどうして、猫の恩返し話も結構あります。
めでたくゴールイン。Gさんのシンガポール駐在に伴い、
新婚早々シンガポールに越して行きました。
ずぶ濡れになって弱っていた野良猫を発見。
見かねて拾い、タマと名づけました。
これまた痩せた野良の雑種犬を発見。
A子さん夫妻は、これまた見かねて、その犬も引き取ることにしました。
仲良く同居することに。ほどなく、A子さん夫妻にベビーが誕生しました。
ジェシーは自分のことを、赤ちゃんの用心棒と心得ているようで、
いつもベビーベッドの傍にいるようになりました。
新しい勤務先は、オーストラリアです。
ジェシーとタマも係留期間を考慮して赴任国のオーストラリアへと送られました。 (動物を他国から輸入する場合、国により規定が異なりますが、 多くの国では、入国時に一定期間の係留が義務付けられます。)
勤務先が急遽ヨーロッ パに変更になってしまいました。
ヨーロッパに向かうことになりました。
A子さんも、後日Gさんとヨーロッパで合流するべく、計画を変更することにしました。
Gさんの場合、南半球から北半球へ移動しなければならないという、
大きな距離的負担がありました。
ジェシーとタマの様子を見に行っていました。2匹とも元気いっぱいだったので、
ヨーロッパへの長旅も大丈夫だろうと思っていた矢先、Gさんは
施設係員からタマの突然の死を知らされました。
咄嗟に「タマはきっと身を引いたのだ」と思いました。
飼い主にとり、ペットの輸出入手続き、及び係留期間中の
精神的・経済的負担は大変なものですから。
"猫の恩返し"をしたのだと思います。これ以上面倒をかけまい、
。。と思ったのではないでしょうか......。
トラは、そのお宅にいた小学校3年生の女の子が拾ってきた元野良猫でした。
それはもうトラを妹のようにかわいがっていました。
トラは毎朝、学校に行く女の子を玄関口で見送り、下校時は、
玄関口で女の子の帰りを待っていたものです。
雨の中を慌てて家から表の通りへ駆け出しました。
、突然女の子を通り越して、家の前へと飛び出していったのです。
大きなブレーキ音を響かせながら急停車しました。
そして女の子は、トラックのすぐ脇に倒れてしまいました。
大慌てで女の子の元に行きました。すると、女の子は倒れただけで、
かすり傷ひとつ負っていなかったのです。
恩人である女の子を救ったのだと思います。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[家庭生活] カテゴリの最新記事
|