ラヴィングメモリー号は芝なのかダートなのか!?
本日のFeel NOC!において紹介されたラヴィングメモリー号©Feel NOC!迷った末、10%割引期限が来る直前に出資を決めたエーデルメイシュの20、馬名ラヴィングメモリー号。母親エーデルメイシュは準オープンまで出世したが、脚元の不安で準オープンで戦うことなく引退してしまった。そしてこの仔は初産駒である。出資馬を選ぶ際にはどうしても父親の名前に目が行きがちであるが、やはり最も重要なのは母親の仔出しがどうであるかが一般的な常識でしょう。そういった意味では初産駒というのは事前の情報が無いに等しい。そして更に父親マインドユアビスケッツである。この世代が初年度産駒になるのでデータがない。それでいて募集価格2,000万円(1口 50万円)は高いのではないか。同じ40口でも2016年産のサンちゃん、サンディレクション号は、2,270万円とこの馬より高かったのですが2つ上のアリンナが3歳オープンクラスで実績を出していてかなりの確率でサンディレクションも良いはずと期待できた。事実サンちゃんは募集開始後、割とすぐに完売となった。現在、ラヴィングメモリー号は40口募集に対して残口数が15口となっており、そこそこ売れているとはいえ400口数の馬たちの「異常」とも思える売れ行きに比べればおとなしい売れ方だ。まだ期間はあるが入厩まで完売に達するのは難しいでしょう。今頃事務局は「少々値付けを間違ったか!?」と反省しているかもしれない、私は自牧場の生産馬でもあるし1500~1600万円程度が適切な金額だったような気がします。しかしそれだけ期待が大きい(はったりという説もあるが!?)という事も言えますよね私がこの馬の可能性にギャンブルしてみようと思った理由は以下の2点です:●父親の現役時代の爆発力が凄い☆彡父親のマインドユアビスケッツ号は現役時代、ドバイのG1レース、ゴールデンシャヒーン(1200m)を連覇していますがそのレース内容が凄いんです。2017年ドバイゴールデンシャヒーン(G1)2018年ドバイゴールデンシャヒーン(G1)1200mのダートを後ろから行き直線だけで追い込んで差し切るというのはなかなかできるものではありません。この破壊力が産駒に伝われば日本の競馬でも十分やれるのではないかという期待があります。●岡田スタッドがこの種牡馬に大いに期待をしている☆彡既にノルマンディーOCの募集馬にこのマインドユアビスケッツ産駒がこの馬の他に3頭もいて全て岡田スタッドの牝馬です。セリで落とした馬がたまたまそうだったという訳ではなく自らの牝馬に積極的に付けていることから大いに期待をしているという事が言えるでしょう。その中でもこのラヴィングメモリー号は40口に選定されたわけですからいわば総大将格の位置づけですね。父親のパワー溢れる走りから主にダートで活躍の場を求めることになりそうですが、エーデルメイシュ号は芝でも強かった馬ですから、このラヴィングメモリー号も芝で走らせてみたい気がしています。さて、芝かダートか、どちらの適性が高いのか!?楽しみにしたいと思います☆彡