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昭和49年1月に閉山した海底炭坑の島、長崎県の端島。
日本初の鉄筋コンクリート造の高層集合住宅が今もなお現存しているこの島は廃虚マニアには有名な物件ですが、この端島を再現した模型が、明治村にありました。 高層住棟が高密度に建てられている様子が良くわかります。 堤防ギリギリに壁のように建っている住棟。 それはまさに要塞のような雰囲気。 住棟同士が渡り廊下でつながっています。 実物ではかなりの高さになります。 中庭のあるコの字型の住棟。 廃虚写真で良く見かける特徴的な住棟です。 島内には学校やグランドもあるようです。 ちなみにこの写真の左右は海になっており、いかに狭い島かがわかります。 島のサイズは東西約160メートル、南北約480メートル。 島の中央部分には山があり、その上に建っている建物は木造のようです。 背後には櫓も見えます。 模型製作は東京電機大学の阿久井研究室。 実際に島内を調査して模型を製作したようです。 模型で見るだけでもかなり狭い島に高密度に高層住宅を建てたことが伺えます。 そして、ここまでのものを造り上げてしまうくらい当時の石炭産業は重要な基幹産業であったことが伺い知れます。 ところで、高層住宅群が建設されたのは大正時代以降のはずですが、なぜ明治村にあるのでしょうか? 謎は深まるばかり・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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