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「なぜ先生たちはいじめを認めないのか」学校がいじめ問題を解決できない根本原因 - 記事詳細|Infoseekニュース いじめが起きたとき、学校や教育委員会の対応が悪いのはなぜなのか。NPO法人プロテクトチルドレンの森田志歩さんは「対応に問題があるなら、その原因を解明すべき。学校と教育委員会にアンケート調査を行ったところ、対応に苦慮している先生たちの声がたくさん集まった。先生たちにしっかり対応してほしいというなら、そ… ひと言で言ってしまえば教師の仕事ではないから 多少乱暴にひと言で言ってしまえば、「イジメ」の解決は教師の本来の仕事ではないからです。 イジメが無かったことにしてしまえば、対応しなくて良いのだから、できれば無いに越したことはないんです。 そのように考えてしまう理由は、記事にあるように先生が忙しすぎるからでしょう。 教員も労働者として保護される必要があると思うのですが、なぜか教員を大事にしようという空気がありません。 そんな中で仕事を増やされてはたまったものじゃありません。 ついでに触れておくと、「予算不足」を理由にして、非正規の教員が増えていることも理由のひとつでしょう。 退職金まで含めた生涯賃金では正規の1/3程度とも言います。 その中で正規の職員と同じように働かされては、納得が行かないのも当然です。 学校や先生だけの問題ではなく、社会の在り方の問題だと私は考えています。 法令に則った対応では不十分 現場の先生たちの忙しさに比べれば、教育委員会や校長など管理職は、待遇も良く、時間も十分にあるでしょう。 その中で彼らがやるのは、第一に「体裁を繕うこと」です。 「イジメ」があると評判が悪くなるとか、「法令に則った対応」として、子供たちに寄り添うのではなく、もっともらしい報告書の作成にいそしむのです。 ですから、記事にあるように「法令に則った対応」をさせると言うだけでは不十分であると私は考えます。 たとえ法令に沿った対応をしていても、そこに子供たちに寄り添う姿勢が無ければ子供たちは救えません。 旭川で少女がいじめを苦に自殺してしまったように、子供たちに寄り添わない対応は、さらに子供たちを地獄に突き落とすことになります。 教育システムの自由度を高めてはどうか 学校やアンケートの結果として、双方を意見を聞いても事実関係の判断が難しいと言うことがありました。 このあたりは発想の転換が必要じゃないかと思います。 そもそも、なぜ「事実関係を判断」する必要があるのでしょうか。 イジメている側とイジメられている側の認識や発言が違うのが当然のことなので、ここに時間を費やそうとするのがそもそも間違いです。 転校なり、在宅学習なり、もっと教育の選択肢が増えて、自由度が高まればそんなことにこだわらずとも、「自分はこうしたい」として好きなように学習すれば良いのではないでしょうか。 現在の教育システムでは、転校も在宅学習も自由に選択することができないので、「事実関係」の確認から始める必要があります。 子供と保護者が自由に教育の機会を選択できるようになれば、「事実関係」なんかどうでもよくなります。 「イジメ」自体クラスの中の閉塞感が原因のひとつ そもそも「イジメ」自体、固定化された矮小な社会である学校、教室の中で生じる閉塞感が原因になっていたりするものです。 そこに閉じ込められた存在としての子供たち、保護者だからこそイジメに発展するのであって、学校、クラスにこだわる必要のない環境があれば、そのような問題は起こらないはずです。 こういった「異次元の考え方」は、なかなか自治体の発想にはないですし、専門家の方の意見からも出てくることはありません。 当然、日本の社会ではなかなか受け入れられないものですが、少しは考えてもらってもいいんじゃないかと思います。 必要なのはいじめ撲滅のヒーローか 私案ですが、現状のシステムの中でイジメをなくすためにはヒーローが必要なのではないかと考えました。 仮面ライダーでも金八先生でも、ふなっしーでもいいんですが、イジメを許さないヒーローと、子供たちの視点でイジメ撲滅を実践する専門部隊の創設などどうでしょうか。 例えば小学生であっても、「ヒーローに相談すれば必ず助けに来てくれる」と言う状況が明確に存在していれば、今よりもっと相談してくれる子供たちは増えるでしょうし、忙しい先生たちの仕事を増やさないで専門的に働く部隊に全国を駆け巡ってもらいましょう。 けして、大人目線、公務員目線ではなく、「ヒーロー」と「イジメ防衛隊」のような組織として子供中心で活躍し、イジメられている子供を守ると同時にいじめ撲滅の啓蒙活動をすれば効果が上がるんじゃないかと勝手に想像しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.26 22:53:47
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