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カテゴリ:ニュースな日々
ロシアとウクライナが「こじれた」複雑すぎる経緯 歴史で紐解く「ウクライナは民族国家なのか」 - 記事詳細|Infoseekニュース ロシアによるウクライナ侵攻が始まった。一方で、これまでのロシアとウクライナの対立の起源はわかりにくい。日本を代表するマルクス研究者で欧州史、欧州思想にも詳しい神奈川大学副学長の的場昭弘氏が、今回の問題と対立の起源を歴史的文脈から解説する。ウクライナに住む当事者の立場を見ること今にもウクライナで戦争が… NATOに加盟するかどうかはウクライナの自由 正直言うと結構単純にそう考えていたのだが、この記事を読んで 1962年のキューバ危機の際、アメリカと当時のソ連が逆の立場で争っていたことを思い出した。 アメリカがキューバにソ連の核ミサイル基地が建設されていることを突き止め、ケネディとフルシチョフの間で行われた攻防だ。 一説によると、ケネディは当初キューバに建設中のミサイル基地への空爆を考えていたという。 しかし、ケネディ大統領が周囲の意見を取り入れた結果、アメリカがキューバの海上封鎖を行い、その後の交渉によってソ連のミサイル基地は撤去され、最終的に核戦争の危機は回避された。 アメリカ、ソ連、キューバの三国を、ロシア、NATO、ウクライナに置き換えれば、そっくりそのまま現在の状態に当てはまるではないか。 キューバ危機を教訓とできないか 終戦後わずか十数年でのできごとと、75年以上経過した現在とでは状況が違うし、NATOがミサイル基地を建設していたわけでもないが、ロシアの解釈としては変わりがないかもしれない。 もっとも、それ自体が言いがかりで、プーチンは最初からウクライナの領土に野心を持っていた可能性は大きい。 しかし、外交交渉で解決できた可能性はないのだろうか。 例えば、ウクライナをNATOに正式加盟はさせないが、準加盟国にするとか、NATO軍の配備は1000人のみにするとか、ロシアをなだめる手段があったのかもしれない。 もちろん、とりあえずの危機さえ回避すれば、あとはいつでも派兵できるだけの準備を整えるくらいのことはNATO、ロシア共にやるだろう。 そもそも、ウクライナが NATO に加盟したいと考えたのは、本気でロシアを脅威と感じていたからだ。 現実に8年前にはクリミア半島をロシアに強奪されている。 外交交渉はしたたかなものが勝者となる 日本に限らず、ヨーロッパに比べてアメリカも ”外交下手” と言うのが一般的な評価だ。 ヨーロッパ諸国は、もともとそれほど広くはない地域に多くの国がひしめき合うようにして存在してきた。 その中で外交交渉なしに生き抜くことは難しかったことに比べ、アメリカと言う新大陸で唯一の強者となったアメリカには外交の経験が少なかったからだ。 もちろん、21世紀の現在において、武力で領土を強奪すると言うことがあってはならない。 しかし、事前の交渉において、NATO や アメリカの姿勢に問題が無かったかどうかについては検証が必要かもしれない。 何年か前に銀座でウクライナ・パレードに遭遇した 何年前か忘れたが、銀座を歩いていると、突然交通規制が敷かれ、黄色と水色の旗と民族衣装の人たちのパレードに出くわした。 一瞬何ごとかと思ったが、彼らのにこやかな笑顔は忘れられない。 一日も早く彼らが笑顔を取り戻さし、またパレードで逢えるようになって欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.26 23:44:11
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