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カテゴリ:ニュースな日々
ロシア兵「ナチスはどこだ」、歩く住民に狩猟するように機関銃…ブチャ住民証言 - 記事詳細|Infoseekニュース 占領状況住民証言ロシア軍による占領から解放された後、民間人の遺体が多数見つかったウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャの住民が、読売新聞のオンライン取材に応じた。逃げようとした住民が狙撃され、通りに複数の遺体が横たわる惨状を語った。(ポーランド南部・クラクフ笹子美奈子、キシニョフ上地洋実)地下に… 今朝、おかしな夢を見て目が覚めた。 それは、ロシア兵が上官から市民の虐殺を命じられ、いやいやながらも従うという光景だった。 上官の命令には絶対服従 祖父は職業軍人として太平洋戦争に行ったが、戦争の話はあまり語らなかった。 おそらく思い出したくもなかったのだろう。 その中で聞いたことがあるのは、真珠湾攻撃による開戦からほどなく行われた、香港占領時の写真が映ったテレビに向かって「わしが映ってないか」と言ったことと、上官に命じられて日本刀で脱走兵の首を切った話だった。 たとえ自分がやりたくないことでも、上官に命じられたことをやらなければ自分の命が危ない。 たとえ死者が一人増えたところで、戦場では誰も疑問を抱かない。 戦場とはそういう欺瞞に満ちた場所だと言うことを、今朝の夢で改めて思い出した。 戦場の上官に限らず、その場面において絶対的権力を持つものと言うのは、時に「常識」よりも自分が優先するという幻想に惑わされてしまう。 小さいながらも自分の会社を持った経験があるのでわかるが、あの時の自分は何かに憑かれていたのではないかと思うことがある。 戦場に理性は存在しない。そこにある狂気 アメリカのドラマで、ベトナムや湾岸の戦場から帰った兵士が、精神的におかしくなってしまったと言う描写を時々見かける。 訓練を受け高度に管理されているはずの兵士であっても、武器を持ち人を殺すと言う行動は人格を崩壊させてしまうほどのストレスになるらしい。 ウクライナでロシア兵が行った、あるいは現在も行われている残虐な行動は、当然責任を問われるべきで、絶対に許されてはいけないものである。 しかし、記事の中で書かれている若い兵士のように、自分自身が意見を挟むことのできない立場に置かれている者もいるかもしれない。 彼らのためにも早く戦争が終結してくれることを願いたい。 戦争犯罪として裁くことが救い 太平洋戦争後の戦争犯罪を裁いた東京裁判については、これまでにも映画やドラマで描かれてきた。 かつての「武士の心得」「大和魂」では、責任を自ら認めることを「潔し」とした考え方があったため、多くの人が戦犯として処刑されることになった。 すでに世界中で死刑が廃止されているため、現在では戦争犯罪についても「死刑」はないのだろうか。 先の「若い兵士」であっても、同様の経験を重ねて行くうちに「古参の兵士」のように戦闘を「当然のもの」と考えるようになってしまうのだろうか。 考えてみれば、戦争と言うものは、その場面場面で力を持っている側にも、虐げられている側に取っても悲劇でしかない。 一日も早い終戦と戦争犯罪として裁かれることこそが、双方に取っての唯一の救いだと考える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.08 13:47:45
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