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身体・感覚とアート

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ゆぱさん

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2006年08月29日
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コンセプトは時間をかけて実現へ向かう。

「着物業界に革命を起こす」そう日記に書き記して数年(たしか4~5年)、「革命」の方法を思いつく。それは、人々のタンスに眠っている着物をリサイクルで売ることだった。そして、起業する。
老舗の着物問屋の店主であったその人はその間、稼業を続けながら考え続けていたことになる。
(NHK27日の放映より)

27日、相模原で美術館設立を考える会で、世田谷区美術館の学芸員、高橋氏が講演した。

「現在、世田谷美術館は400名の市民サポーターによって運営を支えられている。それは、何年も長い年月をかけて、美術館が市民を必要としていることを発信しつづけたから。そして、愛される美術館であるように努力しつづけたから。」

世田谷区美術館では、閉館後絵を見るための空間をそのまま使って演劇や歌や踊りのワークショップを開いたり、市内の中高生に夏休み無料で美術館を解放したり、ユニークな企画をたくさん実行している。

高橋氏と講演後個人的に話す機会に恵まれた。

「コンセプトを明確にすることはなにより難しい。そして、時間がかかる。しかし、それぬきには魅力的な美術館経営は不可能だ。」

「いろんなアートの形がある今の時代、いろんな美術館があっていい。ただし、コンセプトのない中途半端な美術館は存在意義が薄い。」

様々な生き方のあるいまの時代、個人に置き換えて聞くことのできる言葉だ。


「こうだったらいいなぁ」はみな思いつきからはじまる。

それをもち続けてかつ、実行に移すのは時間がかかるし難しい。

しかし、魅力的な人やものはそういった試行錯誤の先に生まれてくる。

だから、短期的にあわてずに、試行錯誤しながら熟成させることだ。

熟成している間に、多くのことに気づくようになり、日々が豊かにおもしろくなる。

年をとるのが楽しみになる





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最終更新日  2006年08月29日 23時42分17秒
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