*モナミ* SMAP・映画・本
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『約三十の嘘』 著:土田英生 ある事件から解散していた6人の詐欺師チームが、 3年ぶりに再結集。 寝台特急トワイライトに乗り込み、北海道へ。 ぎこちなさを残しつつも仕事は成功するが、 大金の詰まったスーツケースが消えてしまう。 一つの嘘のためには、三十の嘘が必要。 劇作家&演出家だけあって、劇として見た方が、 きっと面白かったろうなぁ、という残念さが。 スピード感というか、畳み掛け感?掛け合い感? そういうのはやっぱりライブの方が感じられるから。 ストーリーが面白いからこそ、ちょっと残念。 3年前のとある事件が原因で解散してしまった、 固い絆で結ばれていた詐欺師チーム。 その6人が一儲けしようと、再び集まったはいいけれど、 3年という年月は人を変えてしまうのか…。 頼もしかったチーフ志方は、事件のショックからか、 すっかり骨抜きになってしまい。 それぞれが事件を引きずったまま、 誰もが疑心暗鬼のチームが、再び仕事をすることが、 できるのか…? 仕事はどうにか成功、しかし帰りの列車の中で、 大金が消えてしまう! 全員に動機があり、全員が容疑者。 人を騙すことを生業としている、詐欺師集団。 単純のように見えて、複雑に絡み合う思惑。 欲しいのは金?愛?それとも信頼? 寝台列車という、限られた空間と限られた時間の中で、 繰り広げられる人間模様。 コメディタッチの中に人間の本質をサラっと描いた、 一冊でした。 『約三十の嘘』
【参考】 ◆土田英生の著書は→
メイキング・オブ・マッドマックス 怒り… 2015.07.24
『家族の言い訳』 著:森浩美 2015.02.07
『あなたに褒められたくて』 著:高倉健 2015.02.05
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