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計量器コンサルタントの資格を持つ「計量器いいもの通販」業務担当からのご報告

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mono888

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2015年11月02日
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計量グラス制法制化できないことを計量行政担当者が説明。関東甲信越地区計量団体協議会(平成27年度)


計量グラス制度は
かつての計量法の改正のおりに議論されており法規制はできないという結論が出ている
と計量行政担当者が説明

(タイトル)
関東甲信越地区計量団体協議会(平成27年度)が平成27年10月23日(金)午後に東京都台東区の「浅草ビューホテル」で開かれる。


(本文)

日本の計量行政にかかわってハカリの定期検査、適正計量管理事情所におけるハカリなどの管理業務、品質にかかわって計量管理などを実施している人々、そして計量器を製造し、販売し、その管理と修理事業に従事する人々の会合が開かれた。

  この会合は関東甲信越地区計量団体協議会(平成27年度)であり、東京都計量協会の当番によって平成27年10月23日(金)午後に東京都台東区の「浅草 ビューホテル」に関係者200名ほどが参加した。長野県、山梨県、新潟県、群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、東京都の計量協会が持ち回 りで開いている会合であり、次年度は神奈川県の当番。


議題1
ビールジョッキの計量目盛り書き込みの推進

提案趣旨を説明する神奈川県計量士会の小野威氏。
小野威.jpg
 議題は二つあり、一つは適正計量の実施と消費者保護の実現のためにビールなどのジョッキ、ガラス器に計量目盛りを書き込むことであり、会場はこの意見に賛成し、計量目盛り書き込み推進を進めることで一致した。

  ガラス器への計量目盛りの書き込みの実施と法規への盛り込みはは前回の計量法改正において計量協会会長が計量行政室の担当者などと詰めた検討をしていた。 計量法の現行規制の在り方や社会事情などから、法規制をすること困難であり、実施に及ばないという結論に達していた。こうした事情は非公式のものであり、 見送りの理由や経緯については明らかにされていない。

ビールジョッキへの500mlなどの書き込みは東京都計量協会の計量士有志がこれを推進するために、ビヤーガーデンなどに働きかけて目盛り線の書き込みが一部では行われていた。

正量取引の観点からは目盛りの書き込みは好ましいことなので、計量関係者の推進運動によってこれが社会に広がることが期待される。とくにビールジョッキの計量目盛り書き込みの推進が期待される。

(次の部分が11月2日追加した文章です)

この議題の提案説明者は神奈川県計量士会の小野威氏。

 6月にヨーロッパの計量の様子を視察した経験を元にして、EUで実施されている計量ジョッキや計量グラスの制度を日本でもしてはどうか、という提案であった。

森克己氏
森克己.jpg

桑山重光氏
桑山重光.jpg

千田好友氏
千田好友.jpg

塩崎利平氏
塩崎利平.jpg

 この案件にEU計量事情視察に出かけた東京計量士会の桑山重光、千田好友、森克己氏の東京計量士会の各氏や新潟県計量協会の塩崎利平氏が賛同の意見を述べた。また塩崎氏は、紙コップにも計量目盛の書き込みが必要との意見を述べた。

  計量行政室長は次のような趣旨の説明をした。かつての計量法の改正のおりに議論されており法規制はできないという結論が出ている。器に氷が入れたある場合 のことなどがあるからでもある。前回の計量法の改正のときに元日本計量協会会長の小野田元氏が自身の欧州視察の経験から日本でも計量グラス制度を計量法に 組み込むことために、当時の計量行政担当者に強く働きかけた経緯があった。そうした執念をもって実現に励んだのであったが日本の諸事情は計量グラス制度の 実現を阻(はば)んだ。そのようなことがあってもEU計量事情視察の一行は計量グラスの考え方を日本で普及するための意欲は衰えることがないことが、議事 のあとの懇親会の席上での意気軒昂ぶりで明らかであった。

 提案趣旨では、この案件についての調査検討委員会の設置を要望している。


(議題2は従来のままです)
議題2
ハカリの定期検査の完全実施を期すために
(計量法19条に基づく定期検査の実施の徹底について)

(協議の概要は本欄で次回に取り上げます。現状がさまざまに明らかになり、ハカリ定期検査の実施率向上に役立つ見解が提示されております。)






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最終更新日  2015年11月02日 09時48分03秒
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