カテゴリ:日常
昔はよかった。一日8時間くらいはじっくりと眠れてとても気持ちがよかった。
もっと眠れる休日はのんべんだらりと惰眠をむさぼり、 夢を見ながらのんびりと寝ているのが大好きだった。 それがふとした弾みで不眠症になり、 卒倒するような睡眠薬を飲んでもたったの3時間程度しか眠れなくなった。 一通り薬は試してみたが、二度とあのすっきりとした8時間睡眠は手に入らなかった。 しかし、不眠症、眠れないのは確かにつらいが自宅でのんべんだらりと過ごしている限り、 それで死ぬことはない。ということで、すっぱりと薬と手を切り、 今は2時間睡眠だろうが3時間睡眠だろうが気にせず毎日を過ごしている。 さて、その短い睡眠時間でなんとか元気を取り戻すためには、 質の良い睡眠が不可欠なのであるが、 その追求をしていたら「睡眠時無呼吸症候群」であることが発覚したのであった。 無呼吸の何が困るかというと、息苦しいので睡眠が浅く、 きっちりと疲れがとれないことなのである。 聞いたところによると、心筋梗塞とか脳溢血とかの発生率も跳ね上がるんだそうだ。 大体は、自宅でプレテストをしてそれから怪しい人だけ入院してきっちりとデータをとって判定するらしいが、その必要がないくらい深刻な無呼吸であった。 そりゃあ、寝ても疲れが取れないし、効率上がるはずがない。 シーパップというありがたい機械があって、これを鼻に装着して寝ると、 呼吸が止まりかけると強い風圧でそれを阻止してくれる。 これをつけて寝ると4時間くらいに睡眠時間が延びる。これが一番ありがたいことだ。 そして次の日の回復が早い。これも非常にありがたい。 この機械、レンタル品なのだけどレンタル元の帝人さんのサポートもなかなか素晴らしい。 おそらく独占に近いと思うが、それでもきちんと丁寧なサポートを実施していることは 高く評価できると思う。 ただ、この機械、気分の問題なのだろうがつけると過呼吸みたいな 苦しい感じになるときがある。 そしてうつぶせとか横向きに寝ることができない。 おかげで私は100%これを使いこなすことがいまだにできないが、 明日は車を運転するぞとか、ここ2日3日外にお仕事に行くぞというときには 必ず装着して体調を整えるようにしている。 この機械、つけると「しゅこー、しゅこー」と音がする。 それでうちではこの機械「しゅこー」という名前で呼ばれている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日常] カテゴリの最新記事
|
|