316199 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

きら猫のお買い物三昧

きら猫のお買い物三昧

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2019年01月10日
XML
カテゴリ:日常
はやいもので、お正月ももう10日ほど過ぎてしまった。
そして明日、11日といえば鏡開きの日である。

昔まだ私が職場にいたころ、11日は総務の女性が作るおぜんざいが大層な人気を誇り、
特に昭和の生まれの男性はにこにこしながら
朝からそわそわとおぜんざいがふるまわれる午後を楽しみにしていた。

そしてその日の話題は、おぜんざいは粒あんで作るべきか、
それとも漉し餡のおしるこ風が好みか
餅は焼いたほうが好きか、それとも柔らかい煮込みがよいのか
そんな他愛もない話ばかりである。

会社で作るものゆえ、おぜんざいは失礼だが手抜きそのもの。
まずは井村屋の小豆缶を開け、中身と水を1対1にして砂糖を加えて鍋に入れておく。
それに鏡餅をほどよく包丁で切って食べやすい大きさにしたものをオーブントースターで焼いて
先のお鍋にいれてひと煮立ちさせれば出来上がりである。

この即席のおぜんざいにたくあんがひとり2切れ。
ただそれだけのことなのではあるが、毎年の楽しみなのであった。

和やかなよい職場だったが、ドライな会社と合併してしまったから、
おそらく今はもう、鏡開きをしておぜんざいなどなくってしまっているのだろうなと思うと
寂しい気持ちがする。
10年勤めていようが、20年勤めていようが、送別会一つしない会社だったから望むべくもない。

先ほど手抜きと書いてはみたが、家庭で作る場合もさしてかわりない要領で作っている。
時間をかけて2日前から豆を水に漬け、前日には炊き上げとやればやれないこともないのだけど、
何かと忙しいことゆえ、つい井村屋の缶詰やら出来合いのレトルトやらにお世話になってしまう。

ここ数年、血糖値が高めになってきたこともあって、ある年は黒豆でぜんざいをこしらえてみたこともあるが、雰囲気はでるのだけどいかんせんお味に違和感があって沙汰やみとなった。

昭和のころのおかがみは、
真空パックといえども塊のお餅で包丁で切り分けるのも結構難儀なことだった。
まして、生のお餅でのおかがみはこのころになるときっちりと乾燥してびくともしない。
それなのにしっかりとカビだけは生えるというありがたいものであった。
今のは、プラスチックのお鏡の形の容器のなかに、小さなお餅が個別包装で入っていて、
手間がかからないことこの上ない。

さて、明日のための煮小豆とたくあんを仕入れに行かねば。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年01月10日 07時37分25秒
コメント(6) | コメントを書く
[日常] カテゴリの最新記事


PR

お気に入りブログ

古い建具の防水塗装 New! Home Madeさん

業務スーパーに特化… New! し〜子さんさん

お寺の掲示板 New! エンスト新さん

[6/17] トマトを「漬… New! ちゃおりん804さん

ダンゴムシ観察記 New! せいやんせいやんさん

香山先生香山先生か… ミカオ建築館さん

同志 吉祥天2260さん

バイクのシートが裂… noahnoahnoahさん

また逢う日まで 。… 悠々愛々さん

備えるを考える☆防災… 保険屋No.1さん

コメント新着

ニューストピックス


© Rakuten Group, Inc.