カテゴリ:日常
うちの旦那様は毎日私に会社をでるときに電話をしてくれる。
なぜかというと私が病弱で毎日必ずしも夜ご飯をつくることができないからだ。 子供もいる関係上、帰宅途中でお弁当を調達してきてもらわないと いろいろと困るのだ。 そして夜ご飯の打ち合わせが済むと必ず聞いてくることがもう一つある。 「今日はなにかいいことあった?」 あるわけないだろう(笑) 一日玄関から一歩も外にでず、ベランダにさえでず、 下手したらトイレとお布団の中の行き来しかしていない私にいったい何が起こるというのか。 まあ、それでも宅急便が来たり、郵便が届いたりもするし、 何かしら電話やメールで「お知らせ」が来ることもあるしね。 でも、私は「何もない日」こそ、一番幸せな日であると思っている。 この時代の日本に生まれてきた、これこそが最大の幸せ、なんと幸運なことだろうと思う。 人は生まれてくる時代も場所も選ぶことができない。 まだ世界には高々1万円や2万円くらいのお金で人身売買が行われているところすらあるのだ。 特定の会社の保険の広告をするわけではないが、 せんだってガンになってしまわれた坂本龍一さんのインタビュー?コラム?があって、 その最後に書いてあった言葉がとてもよくわかる。 「変に音楽に救いなんか求めたりしない方がいい、というのがぼくの実感です。 実際、治療中、とてもそんな余裕はなかった。 だからこそ、音楽をつくったり聴いたりすることは、 なんてしあわせなことなんだろうと思います。 それは普通のご飯が食べられるしあわせに似ている。 一膳の白いごはんのようなもの。 それくらいありふれたものであることが、しあわせなんだ。」 ※アフラックのサイト から引用 引用元 URLは https://www.aflac.co.jp/gan/yokuwakaru/article/page69.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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