1.4新日ドーム特番を見て思った事
昨日1月4日は毎年東京ドームで新日本プロレスのビッグマッチが行われています。そして当日(実質は翌日1時から)その試合を放送していましたので、その感想を書こうと思います。第7試合○秋山(リストクラッチ式エクスプロイダー)×中西専修大学レスリング部の先輩(中西)・後輩(秋山)どうしの対決となりました。中西は持ち前のパワーで何としてもGHCヘビーの挑戦権を獲得しようとしましたが、最後は秋山の必殺技に沈みました。中西タイプの選手はNOAHにはいませんので、他のNOAHの選手とのシングルが見て見たいなと思いました。セミ○中邑、後藤(飛びつき腕ひしぎ逆十字)三沢、×杉浦ワープロ特番ではこのカードを目玉として推していましたが、冒頭から大音量のスパルタンXと大『三沢』コールを流していたのには少し違和感がありました。試合開始後もまだまだ『三沢』コールが続いていました。杉浦と後藤の時間差ロープワークの攻防は面白かったです。新日のヘビーの2人に対して敢然と立ち向かって行った杉浦は頑張ってましたね。あと、あれだけ三沢を挑発していた中邑でしたが、エルボー合戦では歯が立たずに蹴りを出したり、最後はラッキーな飛びつき逆十字で勝って喜ぶなど、まだまだな感じですね。どうせなら最後はランドスライドとかで決めて欲しかったです。ヘビーの中邑がジュニアの杉浦に飛びつき逆十字って、普通逆でしょ?また、テレ朝の実況はほとんどNOAHの試合を見ていないと思われます。杉浦が通常のコスチュームで試合をやっているのに、『総合用の格好』で来たとか言ったりしていました。さらに輪をかけて試合が決まった時に新日が勝った事がよほど嬉しかったのか、一応NOAHではタイトル戦線から身を引いている三沢から勝利した事で、新日がNOAHを完全に制覇したかのような勘違いのセリフを口にした事でテレ朝実況陣のレベルの低さを感じました。日テレプロレス班の方がインディー含めて他団体の選手の技を良く研究していますし、間違っても相手団体のファンを不愉快にさせるようなことは口にはしません。あと、NOAH勢はせっかくの対抗戦なのでもっとセコンドを連れて来て欲しかったです。できれば2001年3月のZERO-ONE旗揚げ戦みたいに、両団体共にリング下に大挙セコンドが陣取り、試合が決まった後に中邑あたりがマイクでNOAHセコンド陣をあおって、それを聞いて怒ったNOAHの誰かが中邑に襲い掛かり、その後両団体のセコンドがリング上で大乱闘・・・とかいう展開を期待していたのですが、何だか物足りないような気がしました。新日側もNOAH側も今後対抗戦を継続するようなことをほのめかしていましたので、今年は新日本vsNOAHの対抗戦がより進んで行ってもらいたいですね。秋山以来のNOAH選手のG1参戦とか、ヤングライオンのモーリシャス杯参戦とか、実現するともっと面白くなると思うんですけどね。ちなみにメインのIWGPヘビーでは、それまでベルトを持っていた武藤がついに棚橋に敗れました。これで団体の至宝が無事新日に戻ったことになりましたが、全日本とはしばらく距離を置くことになるのでしょうか?ともかく、今回の1.4はマット界が何やら大きく動きそうな気配がする大会でした。各団体の今後の動向がますます気になりますね。それでは、今日はここまで。