1.19ZERO1-MAX後楽園大会観戦記
昨日、会社が早目(といっても18:30頃ですが)に終わったので、久々のノーフィアー対決を見たいなと思い立ち、後楽園ホールにZERO1-MAXの大会を見に行きました。これが2007年の初プロレス観戦となります。第1試合○高西(逆エビ固めでギブアップ勝ち)×浪口オープニングマッチは期待の新星vsダメダメな先輩の対決でした。高西はGPWA第1回興行の時にG+で見ていい選手だなと思っていました。一方の浪口は高西と比べると貧相に見えて仕方ありませんでした。そりゃデビュー1年満たないNOAHの青木に負けるわけですよ・・・しかし、後輩にギブアップ負けとは情けなさ過ぎます。NOAHの橋でもそんなことはなかったと思います。(将来的にそうなりそうで怖いですが・・・)このままでいいのか!もっと頑張れ、浪口よ・・・第2試合○Gha-cha-ping(ガチャボム)×不動1月17日の新木場大会でデビューしたGha-cha-ping。その名の通りガチャ○ンをこよなく愛する19歳のアイルランド人が正体だそうです。フジテレビから許可もらっているんでしょうか?このGha-cha-ping、いたるところで観客に拍手を要求してました。体格がいいので1発1発の攻撃がかなり不動に効いていましたが、スタミナ面にやや難があるように思えます。1試合でも多く試合をこなしてスタミナをつければいい選手になれると思います。第3試合○コリノ、バンビ・キラー(KIDOクラッチ)高岩、×神風コリノはAWAのヘビー&タッグと2つのベルトを巻いて入場し、高岩も昨年末杉浦から奪ったGHCJr.のベルトを巻いて入場しました。コリノは初見でしたが、数々のタイトルを巻いてきたつわものと言うよりは、コミカルファイトが得意なように思えました。しかしながら、「チョット待ッテクダサイ!」とか「頭イイ」とか、片言の日本語をしゃべっているところだけでなく、受け身の上手いところも印象に残りました。決まり手のKIDOクラッチって、アノ人の技ですね。なんて玄人好みなんだ・・・ちなみに休憩中には売店に立ってグッズの売り込みをしていました。第4試合関本、○マンモス佐々木(29歳)×崔、佐々木義人この試合はマンモス佐々木が光っていましたね。義人をのど輪落としでリング下のテーブルにぶつけたり、崔にマンモスホームランを決めるなど、豪快なファイトを展開していました。確か昨年SEMで森嶋と好試合をしていましたが、今日もそれに劣らず見事な試合でした。なお、決まり技の『29歳』とは師匠・天龍公認の『53歳』と同じ技です。フォールを奪われた崔にとってはUN王者の面目にかけてもシングルでマンモスにリベンジするべきじゃないでしょうか?ここで休憩に入りました。休憩明けには高西の新成人セレモニーが行われました。車冬次郎から『スーツ1着仕立券』を受け取った高西は、観客に力強く挨拶をしました。高西にかける団体の期待感がうかがえますね。セミ・AWAJr.ヘビー級選手権試合○日高(野良犬ハイキック)×藤田※日高が第2代王者に。昨年はGHCJr.タッグを巻いたタッグパートナー同士の対決で、後楽園ホールには両方への声援がほぼ同じくらい飛び交いました。序盤はグラウンドの攻防でしたが、次第に打撃戦になり、その中で藤田が流血してしまいます!この状況をみてリング下には林リングドクターが現れ、待機していました。日高はミスティフリップ(丸藤の不知火と同型)を放とうとしますが失敗しますが、(このあたりも不知火と同じでした。)野良犬ハイキックを連発して藤田からフォールを奪いました。試合後日高は相方に礼を言った後、一度も勝ったことがない高岩を呼びました。これに応えた高岩はGHCJr.のベルトを持ってリングに上がりました。そして日高がAWAJr.のタイトル戦を要求すると、高岩は逆にAWAとGHCのJr.ダブルタイトル戦を提案しました。(ただしGHCJr.はGHC管理員会からの許可待ち。)早ければ2.18のZERO1-MAX後楽園で試合が行われるようです。しかし、なぜNOAHの選手がGHCJr.を取り返しに来ないんでしょうか?メイン○高山、耕平、横井(エベレストジャーマン)×大谷、大森、村上12.27後楽園で高山が突如乱入したことがきっかけとなった元ノーフィアーの遺恨清算マッチの初戦は、高山に軍配が上がりました。高山組はもともとノーフィアーのテーマでもある『DESTRUCTIVE POWER』で入場します。(ただし高山復帰後から使っている最新のバージョンですが・・・)大谷組は大谷のテーマで入場し、いきなり高山組に突っかかります。大森にいたってはガウン姿のまま高山にエルボーをぶちかましてました。この2人が組んでいた時代を知る者にとって2人の打撃戦は感慨深いものでした。大森は高山にアックスギロチンドライバーを初めて敢行しますが、あまり効いていなかったように思えます。もっと後の方で出せばよかったんじゃなかったかなと思います。大森のパートナーである大谷も高山に顔面ウオッシュを決めて会場を沸かせます。また、村上と横井は場外のいたるところでボコボコやり合っていました。あと、耕平はせっかく高山と組んだのにあまり見せ場がありませんでした。唯一活躍したのは終盤、高山が大谷にエベレストジャーマンを決めようとする時、カットに入ろうとした大森の足を引っ張って分断したところだけでしょうか。試合後、高山はマイクを握り、「隆男、次はテメーだぞ、覚悟しとけよ。いくぞ、ノーフィアー!」とアピールしました。一方大森はリングの上でリベンジを誓い、恒例の「3,2,1、ゼロワン!う~、MAX!」で締めました。この興行は高山参戦もあったのか、南側の上のほうを除きほぼ満員でした。そして、大森と高山の今後の展開も気になるところです。さて、明日はNOAH日本武道館大会です。今回も前売り券が買えませんでしたので、G+で観戦しようと思います。三沢vs森嶋のGHC、ブリスコ兄弟vs鼓太郎&マルビンのGHCJr.タッグ、そして高山も参戦するSUWAのNOAH最終試合やシングル3試合など、楽しみな試合が目白押しです。それでは、今日はここまで。(って日付変わってますが・・・)P.S1月19日、日米マットで活躍したバンバン・ビガロさんが45歳の若さで逝去しました。この場を借りて謹んでお悔やみを申し上げます。