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2009.03.07
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テーマ:鉄道雑談(1511)
カテゴリ:鉄道フリートーク

皆様、おはようございます。今日は土曜日。好きなオセロの二人が出ている「知っとこ!」でお目覚めです。

さて本日は、いよいよ13日にラスト・ランを迎えます寝台特急「はやぶさ」号に脚光を当てたいと思います。

特急「はやぶさ」号の翼が九州に舞い降りたのは、1958年(昭和33年)10月1日の事でした。当時、東京~博多間の「あさかぜ」号が好評だったため、鹿児島地区でも東京への直通特急列車への希望が高まっていたのです。

そこで「あさかぜ」号の20系化によって捻出された一般型客車によって運転を開始したのが、特急「はやぶさ」号です。車輛は東京~長崎間の「平和」号と共通で、13両編成。うち鹿児島へは3等荷物合造車1両・3等座席車1両・3等寝台車2両・食堂車・2等座席車1両・2等寝台車1両の合計7両が直通しました。ちなみに東京~鹿児島間の当時の所要時間は22時間50分でした。

1960年(昭和35年)7月には、長崎特急「さくら」号に1年遅れをとったものの、20系客車14両編成に置き換えられて面目を一新しました。同時に下りの終着駅が西鹿児島(現・鹿児島中央駅)に変更されました。当時、山陽本線は姫路までしか電化していなかったため、姫路~下関間はC62が、九州内はC61がブルーの20系客車を牽引していました。今なら、格好の被写体でしょうね。

1963年(昭和38年)12月には、東京~広島間の牽引機が「ゴハチ」ことEF58からEF60にアップされた事に伴い、15両編成化され、1964年から1967年にかけては順次、座席車が編成から外されてオール寝台車化されました。

1965年(昭和40年)10月には、電化区間が熊本まで達し、東京~熊本間は電気機関車による牽引が実現となりました。1968年(昭和43年)10月には、博多で切り離していた付属編成が、長崎へと直通しました。長崎本線内では、「さくら」号同様、旧型客車を改造した簡易電源車マヤ20型を従えてDD51型ディーゼル機関車が牽引しましたが、1975年(昭和50年)3月改正では、客車を24系24型化した事により、長崎直通便を鳥栖での分割・併合作業が容易な14系客車使用の「みずほ」号に譲り、再び、東京~西鹿児島間の単独運転となりました。(ちなみに付属編成は熊本での切り離しを行っていました)

1976年(昭和51年)10月改正では、他の九州ブルトレに先駆けて「富士」号と共にA寝台車はオール個室のオロネ25型、B寝台は幅70cm・2段式の24系25型に置き換えられました。


二段化された「はやぶさ」号の一般B寝台車内



B寝台の上段部分です。



B寝台の下段部分です。



しかし、新幹線の博多開業や、飛行機台頭の前ではさほど効果はなく、A個室寝台車に至っては口の悪い人から「まるで独房みたいだ」とまで陰口を叩かれる始末でした。
それでは、そのA個室寝台車を見て見る事にしましょう。



こちらが室内です。奥に長いのが特徴です。




こちらが折り畳み式の洗面台です。



入口の調整パネルです。冷暖房等はここで調整します。


国鉄末期になった1985年(昭和60年)3月には、「長距離特急でゆとりの空間を」というコンセプトで、食堂車を改造した「ロビーカー」が連結されました。ソファーにカウンター、自動販売機等が設けられたこの空間は、乗客から大変な好評を得ました。登場当時は食堂車からスタッフが出張してきて、カウンターでパブ的な営業を行う事も計画されていましたが、要員等の問題もあり、実現には至りませんでした。
「ロビーカー」につきましては、こちらの記事をご覧下さい。下向き矢印
◆【思い出の車両】寝台特急「はやぶさ」号のロビーカー(2009年1月28日付記事)

この「ロビーカー」の成功は、後に上野~札幌間に登場した「北斗星」「カシオぺア」、大阪~札幌間の「トワイライトエクスプレス」などに引き継がれています。また車両数が増えた、という事で東京~下関間の牽引機関車が従来のEF65-1000番台から、特急高速貨物用として使用されていたEF66型に変更された事は、スピードアップに貢献したばかりか、鉄道ファンを喜ばせました。と同時にそれは、高速鉄道貨物輸送の時代の終わりを告げているかのようでした。


分割民営化され、JR九州の担当になった後は1人用B個室寝台「ソロ」が編成に入るようになりました。これは北海道特急「北斗星」号で成功していたものを九州特急で、というコンセプトで入れられたものでした。しかし時は既に遅く、長時間かけて走る寝台特急はもはや過去の遺物となっていました。


「ソロ」室内でのドアです。



「ソロ」の上段個室の室内です。



「ソロ」の下段個室の室内です。


1993年(平成5年)3月には食堂車の営業が廃止され、車内で球磨焼酎のお湯割りが飲めた、という話も昔語りとなってしまいました。その後「ロビーカー」も編成からいつしか外され、1997年(平成9年)11月改正では熊本打ち切り、1999年(平成11年)12月改正では東京~鳥栖間が長崎特急「さくら」号との併結運転となりました。

その後2005年(平成17年)2月28日限りで「さくら」号が廃止された事に伴い、現在は大分特急「富士」号との併結運転となっています。これにより、24系客車の一部は14系グループに改造されたものもあります。


しかしこの「はやぶさ」号も、2009年(平成21年)3月13日をもって廃止となるのです…。

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最終更新日  2009.03.07 10:13:50
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