miniクロスオーバー 乗り始めて2年経過後の感想
2015年5月末に納車となり現在、miniライフも3年目に突入している。2年間で乗った距離は約24,000km。ほぼ月1,000kmのペースである。●燃費これまでのトータル燃費は、12.5km/Lであり、カタログ値の約8割。前車のプリウスアルファがカタログ値の約65%だったので、miniの方がより正直ベースではないかと思う。12.5km/Lではあるが、長距離ドライブの時は、16km/Lを楽に超える。冬季間の市内走行時は、10km/L位まで落ちるが燃費を意識しない運転でも、これ以上落ちる事はないので安心してアクセルを踏み込める。●かかった費用(維持費)TLCの3年に入っているので、2回の1年点検、オイル交換等、2回の夏用ワイパー交換、などが全て無料でありこれまでは全くお金はかかっていない。来年車検を迎えるのでそれがちょっと心配だ。(何と言ってもここのミニディーラーは値引きゼロの会社だからね)外車は維持費がかかると言われているが、最近のドイツ車は国産車とあまり変わらないと思う。●乗り心地現在の新型ディーゼルとは違い、音は「ガラガラ」といい音を響かせる。最初はハイブリッドからの乗り換えだったので、その「騒音」が恥ずかしかったのだが、すぐに慣れて、いい「音色」に感じるようになった。屋内駐車場でエンジン音を響かせて走っても、それが快感に感じてしまっている自分が怖い。(笑)足回りは硬くしっかりしており、ゆっくり走っても、飛ばして走っても、真っ直ぐ走っても、コーナーを走っても、安定した乗り心地で疲れを感じない。足回りの柔らかい車にはもう戻れないね。●快適装備購入した時に色々と装着したオプションも含めて満足している快適装備は、1、3本スポークの革巻きハンドル これには変速を上下できるパドルスイッチ、クルーズコントロール、 オーディオコントロールが付いている。2、バイキセノンヘッドライトとLEDフォグランプ。結構明るくて、 白っぽいライトの色もいい感じ。オートライトはかなり周りが明るく ても点灯する設定だ。意識して対向車を眺めていると、明るくても点灯 しているのはやはりドイツ車が多いようだ。 安全に対する取組意識の差か?それとも大雑把な作りなのか?3、自動防眩ルームミラー、地味だがしっかりと働いてくれる。4、雨滴感知ワイパー、常にスイッチオンにしてあるが、降り出すと 動き出し、大雨だと激しく動き回る。(当たり前ですね)5、外装、メッキのカバー類、白いストライプ(タイトル写真参照) このクルマはやはり目立つのが一番大切だと思う(笑)●ちょっと残念な装備1、スモークミラー、営業マンの説明通り、あまり黒くなく、結局は 専用のサンシェードを付けている。2、ナビゲーション、当時は埋め込みタイプが無く、外付けのもので あまりかっこよくない。バックカメラは手動(モニターに手を翳す) 方式であまり反応が良くなくちょっと悲しい。3、スポーツスイッチ、付けた事による満足感はあるが、ディーゼル エンジンのせいか、正直言ってあまり効果を体感できない。●MINIを検討している方へのアドバイスこのクルマは走りと自己満足を楽しむクルマである。人をたくさん乗せたり、荷物をたくさん載せようと思っている人には勧められない。「快適性」を何に求めるか、それによって満足の度合いが違ってくる。人を快適に乗せるなら、5ドアとはいってもやはり2人までだ。荷室が広くなったように言われているが、それは「3ドアミニ」と比べてである。けっして多くの荷物は積めない。荷物をたくさん積みたいのなら私のように、ルーフボックスをつけるしかない。その辺を割り切って考えて選ぶクルマである。●今後の予想最近、新型クロスオーバーやクラブマンも出ているが、確かにいい車だがこの車から乗り換えようかと思うほどのインパクトは感じない。(まだ支払が沢山残っているというのが現実だが)なので当分は今のまま乗り続けて老後資金を貯める事を優先したい(笑)そして雪の降らない地方に移住後は小さな3ドアMINIに乗ろうかと思う。以上、2年間、MINIクロスオーバーに乗っての感想である。