Blow Up / Galliano - Portal
ジャズ、って投稿でいいのかちょっと悩むけど今回もあまり気にせず投稿しちゃう。アコーディオンとバス・クラリネット他のデュオです。Portalが楽器の持ち替えもしてますので。これ、随分前にはまったアルバムだったのですが、友達がピアソラのOblivionを演奏したって書いてるの見てからこのアルバム聴きたいな、っておもってました。そう、Kotaさんもピアソラボックス10マイ1460エン?って記事(なんだか、デイリーコタックス、ってかんじっす)書いていて、ますます、このアルバムきくぞぉ、っておもってたのでした。このアルバムは、ピアソラ、パスコワールの曲と彼らのオリジナルとがはいっていまして、そりゃ、「凄い」アルバムです。もちろん、それって、誰?って私のようなレベルの人も充分楽しめるとおもいます。もう、最初から最後まで、息を呑むような瞬間の連続なのです。あるときは、戦い、あるときは、戯れ・・・本当に、ふたりの表情の多彩さや、とぎすまされた音感覚、超絶と言うような型どおりの言葉は、彼らにはほめ言葉にならないのですが。毎日、いつでも聴きたくなるようなアルバムでは無いとおもいますが、なんの知識がなくてもその音だけで感動しちゃうとおもいます。とにかく、哀愁のあるメロディだけでも、それはぐっと来てしまいますから。Richard Galliano (accordeon)Michel Portal (ss, cl, bcl, bandneon,jazzophone)ええとね。一昨年の秋にこの二人のライブを聴きにいきました。もう、完璧でした。ライブもやっぱりビックリなのです。「Blow Up」とほとんど同じ事をやっているのです。ホント唖然、凄すぎます。お互い目を合わせるでもなく、合図するでなく、観客の方を向いて演奏しているのですけど、演奏はスリリングで、寸分の狂いもなくピタリと息があってるのです!ここまで来るとこれはジャズ、ってものとは違うぞぉ?とも思ってしまいます。まさに熟練工の技のようなものがありました。でも、だから、音楽的にレベルが低いとかいってるのでは全くありません。その素晴らしい感情表現に「魂」を抜かれて家路につきましたから。でも、今度はMichel Portalさま、ご自分のバンドで来日してね♪そう、この二人、同じような新しいアルバムでてるんですよね。