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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:The Brasil Project
初夏を感じるような陽ざしです。
こんな日はブラジル人にならなくちゃ! きらきらした光のダンスをみながら、聴く一枚ですね。 以前に紹介した、Duetsと言うアルバムに続く2作目。 イタリア人のフルートNicola Stilo&ブラジルギターのToninho Hortaですね。 ガットギターと、みずみずしいフルートの音色と、まさに夏の一枚。 以前のアルバムはデュオでしたが、このアルバムではイタリア人のバンドをバックに、10曲中8曲がヴォーカル入りで、女性ヴォーカルはもちろん、オルタの歌もとても効果的で澄み切った爽やかな風がふきます。 ニコラが中心の世界なのですが、言うまでもなく、オルタ無しではこのアルバムの魅力は十分の一も無かったとおもいまいす。 ジョビンのOlha Mariaやトニーニョの曲はファンには本当にたまりません。 でも、このアルバムのすばらしさを支えてるのは、オリジナル曲の軽やかな美しさ。どの曲も個性的で、美しいです。 演奏の素晴らしさと、ヴォーカルの美しいハーモニーとが、本当に爽やかなブラジルの風となってふいてきます。 かなり洗練されたサウンドなのですが、嫌みな感じはいっさい無いとおもいます。 そして、その演奏に参加するイタリア人のメンバーには、ボラーニやゲストには、バティスタ、リタ・マルコチュリなど、個性的な面々なので、ブラジルやオルタファンだけでなく、ジャズファンにも楽しみ倍増な一枚なのです。 ボラーニやバティスタのソロの美しさもうっとりします。 そう、最期はイタリアのsenza fineという曲で、終わるのですが、私はこの曲が大好きなので、いつも、「また、かけなくちゃ。。。」って、エンドレスになってしまいます。 だって、この曲の邦題は「恋は終わりなく」って、、ね。 絶対、お買い得なブラジリアンジャズの一枚です。 今年の夏の為にいかがですか? 一応、、メンバー。 Nicola Stilo - flute guitar Toninho Horta - guitar voice Silvia Donati - voice Barbara Casini - voice Stefano Bollani - piano Pietro Ciancaglini - bass Roberto Gatto - drums Alfredo Minotti - percussion tefano Rossini - percussion guests Rita Marcotulli - piano on # 6 Stefano Di Battista - sop.sax on # 4 10 Marco Rinalduzzi - guitar on # 3 ねね、、私的にはすばらしい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月21日 12時31分38秒
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