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テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:A Merry Jazzmas
今日は「意外」と少ない?ピアノトリオでのクリスマスアルバムです。
クリスマスの曲は、「究極のスタンダード」って事などもあって、ピアノトリオだけのクリスマスって、意外と少ない。ピアニストにしても、誰もが知ってるスタンダードをピアノだけで聴かせるのは結構勇気もいるんでしょう。。? それでも、お名前のわりと知られてるところから、、 Christmas Song / Kenny Drew エレガントで、ソフトな「イメージも」持つハードバッパーケニードリュー。 日本の企画盤は、当時「ケンケンがくがく」って感じでしたが、今、聴くと何もそこまで毛嫌いしなくても、って感じです。時代、ってものもあるよね。 その一連の企画ものが、クリスマスを外すわけはない! クリスマスアルバムがしっかり残っています。いいよぉ~♪ ベースがペデルセン、ドラムがアルヴィンクィーン。 クリスマス柄?ハードにアグレッシブなセッション、ってのは論外ですから、 そのへん、クールに、、でも、さりげなくテクニックとアレンジ盛り込んで、 超ハイセンスなクリスマスアルバムです。ピアノ演奏ききこんでも楽しいし、小さな音でBGMにしてもおしゃれだし、、お買い得な一枚でござる。21分、六曲ってのも「みなさま」には嬉しいかもね♪ Silent Night / European Jazz Trio あぁだ、こうだぁ、言っても、透明感のあるサウンドは静寂なクリスマスのムードにぴったり♪European Jazz Trio が使命感?をもってお届けするクリスマスアルバムです。美しく、透明感ある演奏の中にも、控えめに込められた彼らからの叙情的なメッセージを感じることができたら、あなたは偏見の無いピアノ通でございま~す。なんちゃって! ジャケットの美しい風景が大変素敵♪あ、この人達オランダの人達だったのね。 ピアノはKarel Boehleeです。 が、、 White Christmas / European Jazz Trio 実は。一昨年、一作目のクリスマスアルバムに、Marc van RoonのピアノでWhite Christmas、Have Yourself A Merry Little Christmasという、おいしい2曲を付け加えたアルバムがでていま~す。残念ながら持ってませーーん。 Christmas Songs / Eddie Higgins Trio ヒギンズは、スィンギーでオーソッドクスなスタイルですが、アレンジも工夫されており、ジャズピアノファンにプレゼントしたら喜ばれそう・・演奏は、明るく、適度に華やか。 上品な彼のイメージを保ちつつも、内省的にならずに、みんなで楽しめる作品です。ベースが積極的にアプローチして、好演してます。 バラードプレイはロマンティックでいながら、ちゃんとスィングしていてピアノトリオのまるで見本的な演奏です。 全12曲、ヒギンズのピアノで楽しむクリスマス曲は、格別で~す。 奥様ダンブロッシオのジャケットの絵はとても素敵。(奥様とクリスマス作ってよぉ!)ジャケット開いた中も綺麗ですよ。これは、LPもでてます。 と、、なんと、なんと、、ここまで、すべて日本からリリースです。 って、日本人がピアノトリオ好き、って事? ついでに言っておくと、、JazzCity、って日本のレーベルが出していた JazzCityChristmas(vol.1,2)は、ピアノ満載です。ハーシュ、ダンコ、キューン、コープランド、、、等々、ちょと美味しすぎるクリスマスアルバムです。二枚目には、トムハレルが2曲参加してますです。でへ。 それじゃぁ、、と、、日本人のピアノトリオが出してるのを、一枚。 お美しい女性でございます。 My Little Christmas/Yoshiko Kishino 聴きやすく、柔らかなタッチ。ジャズを意識するというより厳か雰囲気を大事にしています。原曲を少しアレンジして、おしゃれっていうか、インテリジェンスをすごく感じる演奏です。 グリーンスリーブスとか、何気なくいきなりヒートアップするのですが、蒼く燃え上がる感じで、ジャージィというのとも少し違うかな。 最後のオリジナル曲では、彼女の「Merry Christmas to you. 」というメッセージがきけます。。 そう!!グルヴィィでは無いけど、「ピュア」、って言葉はぴったりかもしれないです。 ちょっと、飛んで、スウェーデンから。 これは、三曲ペットが参加してるのですが、基本的にはピアノトリオを楽しむ作品ってことで、、 Winter Wonderland / Claes Crona with guest Jan Allan Claes Cronaは、少し前にスカンジナビアコネクションで、来日したことあるピアノです。北欧のピアノって、いうイメージは無く、熱くスィンギーなピアノです。 オーソドックスだけど、ノリノリで楽しめるジャズピアノですよね。 だから、安心して楽しいクリスマスがおくれま~す! しかし、見事なゆれ具合なのですね。バラードの時のしっとり感もいい。 こういうときに、北欧のメロディアスさ、叙情豊かな感じたっぷり感じます。 ベースもドラムも、あまり有名でないけど?きっちりお仕事していて気持ちいいです。 ペットのジャンアレンは、自信に満ちた、しかし、暖かな演奏。 どうやら、ミュートようです。3曲で参加しています。 最後はソロピアノで終わる、アルバム構成も心憎い。 Let's Have A Merry Christmas / David Gazarov Trio ピアニストはこのクリスマスで聴くのが初めて。 イタリアのクリスマス?って、売られてたそうですが、イタリア人では無いよね。 イタリアにすんでるのかな? 中身はこのかわいいサンタにだまされちゃいけない、かなりアグレッシブな演奏です。 静かにひいてる曲もありますが、モーダルでなかなか変わったアプローチだったりします。タッチも硬質だし、重厚な感じもする。 たまに・・クリスマス・・・忘れてる・・。 バラードだって、メリハリはっきりさせなくちゃ、嫌、って感じ。 クリスマスだって、ヴィヴィいっちゃってるピアノトリオである。 クリスマスだって、綺麗なピアノトリオなんかじゃ、我慢できないぞぉ、 って、人には超お勧めですね~♪ ベースのPaulo Cardoso、が、結構いけてました。 他に、 Christmas standards / Nicolas Hafner "Swisstet" ソフトな感触のピアノだが、アレンジやリズムに工夫した、楽しい一枚。 Silent Night /Christoph Spendel しっかりしたタッチの、リリカルなピアノです。饒舌な広がりのある演奏。 Have A Jazzy Christmas / Roy Budd グルーヴィーでスリリング。流暢な?ピアノ。ドラマチックなクリスマス。 なんて、ところがたぶんヨーロピアンでしょう。。(^_^); つうことで、意外とない北欧のジャズピアノトリオのクリスマスアルバムでした。 あ、、番外編? White Christmas / Norio Maeda ご存じ、前田憲男の清く正しいクリスマスアルバム! と、、言うことで今日が終わった。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月08日 18時03分32秒
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