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テーマ:Jazz(1962)
カテゴリ:A Merry Jazzmas
新しいクリスマスアルバムを何枚かゲットしたものの、タイミングが悪くてあまり聞き込む時間がなかったので、今年は、、クリスマスソングの一つ、二つ?紹介をしたいと思います。 えっとね、過去に3曲紹介してます。 ☆The Christmas Song/ Mel Torme☆ ☆Christmas Time Is Here/Vince Guaraldi☆ ☆The Christmas Waltz/ Jule Styne☆ クリスマスソングは沢山あって、どれから手をつけていいのかわからん状態です。 少し、前に雨ジャズのクリスさんが「I'll Be Home For Christmas」を紹介しておりました。歌詞と音源がのってますです。ご参考にね。 ビング・クロスビーからの要求でKim Gannon、Walter Kent、Buck Ram の3人が協力して作った曲で、1943年の作品です。当時は、第二次世界大戦中。遠く異国で自分たちの家族や国の為に戦う兵士たちの気持ちもかぶさって、平和を願うクリスマスの曲は大ヒットしたそうです。(さすがに生まれてないよー) デッカレコードのビングクロスビーのクリスマスアルバムは、戦後の日本でも定番となりました。 そう、ビングクロスビーがサンタ帽子かぶってる顔がド真ん中にあるアルバムね。 これは、1965年12月に打ち上げられた宇宙船ジェミニ7号が2週間の宇宙の旅を終えて帰還する際、船長のリクエスト?(たぶん、冗談だったと思いますが。。)で、かかったクリスマス曲なんですよ。 漆黒の闇に浮かぶ青い地球、家族の待つ我が家を思う宇宙飛行士の気持ちは第二次世界大戦の最中の兵士と一緒ですよねぇ。洒落たはからいですね♪ さて、、前置きが長くなりましたが、やはり、ヴォーカルヴァージョンが多いです。 しっとりと歌いあげるものが主流です。ヴォーカルは声の好みもあるのですが、奇をてらわずに聴かせるものもが好きかな。。って、ことで、ヴォーカリスと名義のもから。。 ビングクロスビー、トニーベネット、大御所さまが唄ってますね A Jolly Christmas From Frank Sinatra やはり、役者が違います。 実は、この手のクリスマスアルバムはエンターテイメントの国アメリカには山のようにあるんです。 大体コーラスやストリングスと豪華なバックがつくのですが、これももちろんそういうアルバム。 でも、やっぱり、彼の歌しかきこえてこない感じがする。やはり、スターはスポットライトがあたるのですね。彼のヴォーカルだけで聴いてみたい1曲です。 Harry For The Holidays / Harry Connick Jr 同じようにゴージャスなクリスマスアルバムを何枚かだしてる現代のクリスマスアルバムの帝王ハリーさま。 まぁ、サプライズが多い派手な演出が多いのですが、この曲はかなりシンプルでハートウォームな感じです。 こういう、感じでシンプルなクリスマスアルバムもだしてよ。 って、男性ボーカルもこの辺の中庸な感じが好きなわたしです。はい。 Let It Snow/Michael Buble ミニアルバムですね。マイケルブーブレの歌唱はこの三枚の中では断トツ感情移入たっぷりで、濡れるように色っぽい。切ない。この人、そういう意味ではほんとうに役を演じきってます。 ちょっと、濃い目なくらいなのでありました。。 女性だって沢山あります。ドリスデイ、ローズマリークルーニー、アニタベーカー、ホリーコール!! A Keely Christmas/Keely Smith 優しさ一番がこれでしょう。。この女性ボーカルのアルバムはこれしか持ってません。 ちょっと、エキゾチックな顔立ちで夢見る眼差し。。そんなジャケットにピッタリなオケ付きなのですが、 ゆったり、優雅で、、浮世離れしたお嬢様、って、感じがこの曲にも漂っていて希望豊かな歌となってます。 Christmas Time Is Here//Dianne Reeves 自分のレギュラーコンボをバックにアットホームな感じで歌いきってるクリスマスアルバム。 時々、黒人特有の粘っこさがでるんだけど、全体的にはとても好きなアルバムです。 この曲は、ボサノバ仕立てになっていて、さらりと歌いあげてます。戦後世代だしね! 選曲も私好みで、まるでわたしがプロデュースしたようなアルバム。(爆) 惜しいかな、何を血迷ったのか、、コピーコントロールなんです。是非、作り直してね。 Christmas Songs / Diana Krall クリスマスシーズンになると毎年話題になるジャズファンの必須アイテム。 アカペラから始まるスタイルに彼女の自信の程が表れます。切なさのこもったバラード仕立てでとても好きです。彼女の少しハスな感じが、ジャズボーカルらしくて大好き。そして、フルートが効果的なのですねぇ。 Acapella Christmas / Manhattan Transfer マンハッタントランスファーの美しいハーモニーでほんとうに夢見る気分になります。はい。 彼らにとって二枚目のクリスマスアルバムで、完全なアカペラでのクリスマスアルバムとなってます。大富豪になったらね、クリスマスパーティでは、彼らに唄ってもらおう、っと。 と、、言うことで、急ぎ足でインストヘ。。どうも、あまりインストの秀逸なのが浮かばないのですが、、(汗) トランペットやテナーサックスなんかいいと思うんだけど。。 綺麗な曲なので選んじゃったけど、ちと、、ジャズって観点からは、、選曲ミスだったかなあ。。 Christmas In Swingtime / Harry Allen と、言う中で、、これはかなりわたしには高得点。 掠れたサブトーン?ってで、まるで語りかけるようにじっくり聴かせるハリーアレン。 そこに、ラリゴのオルガン、ピーターバーンスタインのギター、が絶妙に絡む。。 バーンスタインのシングルトーン主体の甘いソロが泣ける。お返事するサックスも叙情豊でばっちりなのです。 The Christmas Concert/Tommy Smith Quartet 2001年の12/22のライブ盤。ダークでクールな感じなんだけど、なかなかかっこいい演奏になってる。不思議な暗いハーモニーをつけるピアノがちょっとモンク的不気味なんだけど、綺麗。 で、、やはり、圧倒的におじさまのピアノに多い。オスカーピータソン、エディヒギンス、ジョージシアリング、、オリヴァージョーンズもあったな。。 コンピレーションの中から、2曲。。 Yule Struttin' - A Blue Note Christmas 4. I'll Be Home for Christmas/Sleigh Ride - Eliane Elias イリーアーヌさまのソロでそり滑りとメドレーなのですが、、何故か、圧倒的に音数多くてスィンギーなピアノ演奏が多い中、短いけど、めちゃくちゃ叙情豊でしっとりした感じ。後半のそり滑りが躍動感あふれるラテンタッチの演奏なので、減り張りついた演奏です。 ちなみに、今年ブルーノートのクリスマスコンピがこのアルバムと、Blue Note: Yule Be Boppin'のカップリングででてます。ブルーノートだけあって、中味はジャズファンなら知ってる名前がわんさかでてきますので、是非、お試し下さい。 God Rest Ye Merry, Jazzmen 2. I'll Be Home for Christmas - Mccoy Tyner ColumbiaレーベルがだしたクリスマスアルバムでわたしはLPなのです。ただし、同じレーベルのもう一枚のクリスマスアルバムJingle Bell JazzをたしたCDがJingle Bell Jazzって、タイトルででています。 お腹のそこから響き渡るような鍵盤を上から下まで使い切ったソロピアノに圧倒されて下さい。 テーマを美しく鳴らしながら、時にスリリングに走り抜けるマッコイさまの荘厳な感じ、、貫禄に目眩くでしょう。。 これも、クリスマス的にはとんでもない感じなのですが、このアルバムで何ともすごいのがマルサリス兄弟の3賢者。。 って、ことで、、もうすぐクリスマスです。 今年は、イヴが金曜日、クリスマスは土曜日と、恵まれた日程です。(爆) 外資系の会社でなくても、「クリスマスは我が家で」って、、過ごせるかもしれませんね。 そして、もしかすると、ホワイトクリスマスかもねぇ。。 もし、、可能なら、、 もう1曲くらい、、エントリーしたいけど。。無理かもねぇ。。 そう、、我が家の駐車スペースにコメリで買ってきた物置がおいてあるんです。 何故か、先日除雪したあと、、カギを、、なくしました。中には除雪に使うものが入ってるので、、合い鍵のくるまで、、雪は降って欲しくないのが本音です。。 んじゃ、退散♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月22日 18時20分25秒
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