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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:The Brasil Project
フレッドハーシュ、マイケルブレッカーと本人達が望んだわけではないのでしょうが、
「死」とい人生の究極の命題を考えざるを得ないアルバムがつづきました。 おちゃらかで、脳天気な私なんだけど、体調や気候もあって、なんだか気分が重たくなってますね。仕方ないよね。 で、昨日あたりから、心と体のリハビリ体制にはいっていまして、Toninho Hortaのスペイシーなサウンドをたて続けにきいてましたぁ。(^_^)v 我が愛するブラジルは、MPBのギター&ヴォーカルのトニーニョオルタさま。 このアルバムは彼のソロアルバムでございます♪ 「2」って、ナンバリングからわかるように当然「Durango Kid(1993)」というアルバムの第二弾。どちらも、私の中では名盤あつかいなのですが、タッチの差で「Durango Kid 2」がお気に入りで愛でています。 オルタさまは、ギター好き&ブラジル好きにはたまらん魅力をはなっておりますからねえ。 基本的にはアコースティックギターと「声」そして、メロディアスなオリジナル曲で創り出す独自なファンタスティックな世界。 ブラジルのボッサはもとより、クラシック、ジャズ、ポップスといろんな音楽がミクスチュアされた音楽のセンス、ギターテクニック。 男性にしたら高めの声ではいる「浮いた感じの(^_^);;」スキャット&歌の世界、、。 ははまるとたまらんのだなぁ。。。 その歌声は彼の浮遊感あるギターに、さらに浮遊力を付ける天使の羽根でござる。 彼のアルバムを聴くと、まず、上昇気流が吹き込んで、わっと、空間が広がり一気に地上300メートルに(3000メートルでも良い)視線が上昇しまっす。鳥です。鳥。鳥のように自由に空を滑空してる気分でございます。 アルバムは13曲中Dorival Caymminoの曲が1曲。あとは、オルタさまの申し子達。 オープニングから素敵な曲がつづきます。 Aquelas Coisas Todasアップテンポでリズムを刻むギターとヴォイスのお見事な一体感に、思わず、「ぱっぱらら、、、」って、途中で、一緒にうたっちゃいますよね~。 この1曲目かなり好きで、4分半が終わると、単純な私はご機嫌な気分になってしまいまっす。 一転、静かにオーソドックスに弾きがたるCanto de Desalento。アルペジオを効果的に使った美しい演奏。これ、ハープで聴いてみたいよねぇ。 続くDona Olimpiaも大きな空間を感じる曲。次第に熱く登り詰めていくオルタに誓ってしまうのである。何処までも一緒にいきまっす。私。 Dorival Caymmiの曲、Saudades da Bahia。軽やかに。(まぁ、軽やかでない曲は無いけどさ) これまた名盤彼の2作目「Toninho Horta」の1曲目、Aqui, Oh!もう、この陽気なサンバがちょっとお洒落に再演されてます。ギターカッコイイ!! これまた、名盤「Moonstone」にも収録されてるLiana。美しいギターソロがの後にふわっと入ってくる彼のヴォイス。こういう瞬間がたまりませんです。 で、そのタイトル曲にもなった、Pedra da Lua(Moonstone)。ファンタジックで、幻想的な雰囲気ももった美しい曲。 Viver de Amorもファーストアルバム「Terra Dos Passaros」からの曲。 よく見れば、このアルバムから沢山再演されてますね。 Litoralも明るい曲調で繰り返し歌詞の中にでてくる「Litoral」が、女性の名前だと思った。だって、愛おしそうに叫ぶんだもん。なんと、[The Coast] 海岸だって。(-_-);;自然賛歌の歌なのかなぁ。 Bons Amigosもしみじみした味わいのある良い曲だよね。 Meu Canario Vizinho Azulと、タイトル通りの自由で大きな空間が広がる。 Amor Infinitoは、短いんだけどこのアルバムで一番ジャズっぽい感じがするかもね。 Falso Inglesも「Terra Dos Passaros」にも納められてた曲でした。 あ、あっちでは、Falso Ingles [Wonder woman]でございましたねぇ。。 始まりと終わりをファーストからの曲できめたのは、原点を見つめるような意味もあったのかもしれませんねぇ。オルタさま、その心は? う~~ん、気付けば静かに終演。 なんと、たった49分の世界。 彼の持つ世界は、色彩豊かで、何処まで無限に広がるファンタスティックな世界。 周りの空気が軽くなって、あなたにも羽根が生えちゃうこと請け合いまっす。 そんでもって、ギターテクニックのかっこよさは、世界中のギターリストの憧れパットメセニーが敬愛してることで証明済みです。 あなたと私の心の平和の為に一枚どうぞ。。(きっぱり) が、これって、廃盤なんだねぇ!うっそ!!!どうして? 叫んで退散。。。orz.. 1. Aquelas Coisas Todas [All of Those Things] 2. Canto de Desalento [Without Hope] 3. Dona Olimpia [Mrs. Olimpia] 4. Saudades da Bahia 5. Aqui, Oh! 6. Liana 7. Pedra da Lua [Moonstone] 8. Viver de Amor [Living for Love] 9. Litoral [The Coast] 10. Bons Amigos [Good Friends] 11. Meu Canario Vicinho Azul [My Neighbor Blue Canary] 12. Amor Infinito [Infinite Love] 13. Falso Ingles [Broken English] Toninho Horta (g,vo) Big World Music (BW2014) 1995 オルタ効果その2。 「忘れてしまいたいことや♪どうしようもない寂しさに包まれたときに」 こんな時にも酒など飲まずにオルタさまで社会復帰できます。(たぶん・・) でも、オルタさま、、かなりの巨漢です。 その歌声とギターからは想像できない、、巨漢です。。..はい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月11日 17時46分47秒
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