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2010年04月20日
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テーマ:Jazz(1961)
カテゴリ:JAZZ

ピアノ貴公子と呼ばれたのは、ヤンラングレン。1977生まれのノルウェー生まれのギターリスト、ラージュルンドはギターの貴公子だ、、そうです。って、誰がつけるんだ。。
高校卒業後アメリカのバークリーを卒業し、モンクコンペションでジェシヴァンルーラーに続くギター部門の優勝者なんだって!
って、これはラージュルンドの2007年の日本版アルバムのライナーに書いてありました。(^_^);;
我がダーリン、クリポタは三位だったんだなぁ。
現在はニューヨークで活躍してるんだけど、あのシーマスブレークのアルバムとかにいるんだけど、リーダー作はなんだかロマンティックな路線が。。原因は甘いマクス、、って、言うか、甘い音色とわかりやすい歌心ってを持ってるからかも。
このアルバムでも、かなり長尺なソロを淀みなく弾ききるんだけど、きれいなフレーズなんですよねぇ。

今回はラージュルンドのギターカルティット。ジャケットもクリスクロスらしく、地味で素敵♪(笑)
ラージュルンドは先鋭的、先進的って指針でみるとそれなりに今風オーソドックスかもしれないのですが、いかにもニューヨークの街が似合いそうな浮遊感と長尺なソロ、高速なフレーズをテンパラないでスリリングに弾き倒す現代っこです。1音1音クリアで聴いていてイライラしない。メンバー的にもとっても惹かれて購入です。
ドラムに大好きなビルスチュがいるし、ピアノは「Poesia」って、アルバムでオリジナルのMy Love for Youでメロメロになってしまったエドワードサイモンなので、、すごく楽しみでした。
全曲ラージュルンドのオリジナル。

オープニングSwaggerは、ビルスチュさまのドラムワークからっ!ラージュルンドの魅力はもちろんなんだけど、ドラムにビルスチュさまがいるのは、わたくし的購買意欲10倍デーモード突入であるわたしにとってアルバムへの期待が膨らみます。いかにも現代ギターの申し子のような浮遊感あるゆったりしたフレーズから入るわけなんですが、すぐに緊張感の高いスリリングな演奏に。ピアノのエドワードサイモンが非常にいい感じ。素早く細かく反応しながら単調に聞こえやすいギターソロをバックアップする。 Follyはちょっとユニークなメロディ。シングルノート主体なソロはシリアスな感じ。柔軟混ぜて知らない間にスリリングな感じに。ビルスチュのプッシュは繊細なんだけど、的確どんピタ。ピアノの反応も素晴らしい。ラージュと互いに刺激し合いながらも喧嘩にならず全体には非常に美しく調和。
Wormsは、ずっとギターが真ん中にいる前半は特にドキドキしちゃいます。どうするとこんな風に弾けるんだろう。。ちょっと硬いイメージのベースソロもあっている気がする。ほんと、最後まで不思議な感じの曲。
12 Beatsは、抽象的な出だしで難解そうな感じなんだけど、ピアノソロが素敵。クールなのですがノリがいい美しい演奏。速くなってきてテンションが上がってきたとにも決して大声をださないのはラージュと音に対する美学が似てるかも。しかし、、この2人の音やフレーズの美しさに負けないのがビルスチュです。ハイ。

全体のイメージは常に繊細で美しい音楽なんだけど、やってることはかなり難しいそう。

Truchstop Queenは、ラージュのソロから始まるバラード。優しく柔らかな光のベールを見ているよう。。ピアノ、ドラム、、ベース、、全員がそこにぴったりはまってしまって美しい光景のようです。
一転、ピアノの低音で不穏な雰囲気、、Drum。タイトルからビルスチュのドラムフューチャー曲?って思ったんだけど、、単純にソロをドドーーンって、感じではなくて、ビルスチュのアプローチを楽しむ?、って、感じ。手数、音が次第に増えていくのですが、そのヘンの塩梅の繊細なこと、多彩なこと!もう、ドドーーンと爆発は今か今かとわくわくしちゃいましたが、。。やられた、って、感じ。(爆)
Life At The Bottom Of A Lake はダークなイメージのバラード。低音な感じ。静かなんだけど少し捻れた感じが素敵。最後は、What We See。ちょっと難解そうな展開なのですが、ラージュにしてもサイモンにしても、時々めちゃきれいなフレーズを挟むので、すごく聴きやすい。終演に向かって全員で熱くなるのですが、そこは最後まで美学が貫かれていてきちんと美しいサウンドになってます。ラージュのソロって、速くなってきても☆の流れるようにきれい。。

ギター好きな人ならはまりそう。
インタープレイもインプロビゼーションもすごいんだけど、、透明感がある美しいアルバム。

1. Swagger
2. Folly
3. Worms
4. 12 Beats
5. Truchstop Queen
6. Drum
7. Life At The Bottom Of A Lake
8. What We See

Lage Lund (g)
Edward Simon (p)
Ben Street (b)
Bill Stewart (ds)

早起きが続いているので、、めちゃ眠い。。
庭のブナの木の葉っぱがもう少しで開きそう。
紅こぶしは満開。。

んじゃ、退散♪





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最終更新日  2010年04月20日 18時38分15秒



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