California Journal

歯磨き粉の一つや二つ、なんぼのもんやねん。

そう思う反面、「歯磨き粉が切れたから買っておいて。」
というマムに腹が立つ。

あんたらのバスルーム用品まで補充する義務は私にはない。
歯磨き粉が、「シャンプー」「リンス」「ローション」とかと
同じレベルの物品であるという私の認識とは違うのだろう。
だから仕方がない。

買ってやって、わたしてやればいいのだが
腹が立ってしかたがない。

もうすぐ月一に来るサイクルが始まるからだろう。

人の体は驚異的で、ホルモンのバランスで感情が上下する。

そして、こんな不安定なときに
マムたちのゲストが今日、到着する。

ディナーの計画など、お願いされたり聞かれたりすることは
全くなかった。

夫がセミナーで、6時から10時まで留守にするのならば
私はUちゃんと夕食を食べに出かけるつもりでいた。

なんということだろう。
夫は今日、セミナーはなく、9時から5時まで
自宅で模擬試験を受けている。

夕食を一緒にすることになった。

夫は私が料理を作るつもりがないことは知っているから
食べに行くことになった。

べつに、行きたくなければ行かなくてもいいけれど
折角サンフランシスコから来てくれた、長い間の友人で
彼らはいい人たちなのだから、夕食ぐらいは一緒にするべき。

そんな日本人みたいなことを言う夫に言いたかった。

ふだんから、そういう日本人みたいな気遣いができひんか？
と。

折角、遠くから来てくれるのだから
同居中の息子夫婦も夕食に参加し（夕食に招待し）
お世話ぐらいしてもバチはあたらんのじゃないか？

って思っている人たちが、歯磨き粉を買っておいてと言ったことが
またまた、無性に腹が立った。

私が言っていることを夫にそのままぶちまけたら
きっと、実母のようだと言われるに違いないことは
よーくわかっているから、言わない。

そんなクールな部分が頭の中にまだあることは
不幸中の幸い。
今日はがんばる。