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カテゴリ:💫復活裏
昔の写真を眺めると、山本がきらきらと輝いている。勿論今も輝いているんだけど、その光はあの頃のようなものではなく、どちらかというと刀身のぎらりとした光。
「山本に会いたい」 「あの頃の山本に会いたいなあ」 勿論そんなの無理に決まってるけど。 *** ツナが昔の俺を好んでいることは分かっていた。 そして俺はどう頑張ってもそうはなれないことも。 それでも俺は、そんなもともとヤクザでもない俺よりも甘っちょろい俺の主が、親友が、大好きなんだ。 「ツナの為ならすぐにでも駆けつける」 「ただ捨てないでいてくれれば、それでいい」 今更放り出されてもあの頃の光には戻れないのだから。あの頃の何も知らなかった自分が、ひどく羨ましい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.08.04 21:15:39
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