前日の急な冷え込みで途端に秋を深めた九州地方。しかし晴れ渡り、空が高くなった秋空の下でアクトレスは心地良い風と共にこの日の試合を迎えた。

この日の試合は３チームによる巴戦となり緒戦はアクトレス対ルーキーズ。
今季連敗続きの強豪とのいきなりの緒戦にアクトレスは士気を高めグラウンドに乗り込んだ。
じゃんけんの弱いアクトレスは後攻となり、先発マウンドに上るのはなりさわ選手。球審のコールが掛かると、アクトレスは各ポジションから大きな声を上げてさらに士気を高める。
そして迎えた初回表、なりさわ選手は連打を許すも守備陣がバックアップ。なりさわ選手も地力を見せ１失点で切り抜ける。
そして反撃のその裏、先頭打者の１番・なかはら選手が反撃の狼煙となる二塁打を放ち出塁すると、３番・あっきー選手が敵失を誘い１死１・３塁。
ここで４番・りすけ選手がきっちりとタイムリーを放ち１－１の同点とするも、１塁走者のあっきー選手がオーバーランしてしまい封殺。相変わらずの暴走癖を見せる(笑)
しかし、つづく５番・だいご選手が強烈な一撃を左翼スタンドに放り込み、逆転のツーランアーチを見舞うことに成功。３－１とアクトレスは序盤で試合をひっくり返す。
だが２回表、猛攻を見せるルーキーズは一発攻勢で逆襲。しかしアクトレスも中堅手・だいご選手が随所に好プレーを見せ、相手主砲打者の本塁打をフェンスによじ登って阻止するなど奮闘。この回もなんとか１失点で切り抜けるが、守備途中でそのだいご選手のグラブトスが二塁手のゆきっぺ選手の右顔面に直撃するなど珍プレーも垣間見せる。
そしてその裏、なんとか追加点を挙げたいアクトレスだったがあえなく三者凡退。３－２のまま３回に突入すると、ルーキーズ打線の小刻みなバッティングに３失点。３－５とまたもリードを奪い返されるアクトレス。しかも、ここでも二塁手のゆきっぺ選手が外野からの送球をまたいで避け、送球が走者に直撃するなど珍プレーで爆笑を引き起こす(笑)
しかしそんな空気の中、その裏に11番・のぶお選手がソロ・アーチをバックスクリーンに叩き込み再び勢いをもたらすと、１番・なかはら選手が２打席連続の二塁打で出塁。そして３番・あっきー選手がタイムリー三塁打で５－５の同点とし、奮投するなりさわ選手を援護する。
だが４回表、またも落とし穴にはまるアクトレスは痛恨のソロ・アーチを食らい１失点。さらにその裏の反撃は三者凡退と打線が援護できず最終回に突入。
なんとか走者を塁上に送り込みたいアクトレスだが、この回先頭のなおき選手はあえなく凡退。しかし、自らの粘投を実らせたい９番・なりさわ選手が二塁打で出塁し、アクトレス・ベンチを大きく盛り上げると、10番・あきら選手も連打で続き１死から走者１・３塁の絶好機。ここで１塁走者のあきら選手まで返せば逆転サヨナラ勝利という展開にいきり立つアクトレスの面々。
そしてここで11番・のぶお選手が放った打球はなんと最悪のショートゴロ！
瞬く間に１塁走者は封殺されバッター走者ののぶお選手へ送球が送られるも間一髪セーフ！最悪の併殺打は回避できたかのように思われたが、なんと３塁から本塁に生還するはずの３塁走者・なりさわ選手が塁間でまさかの転倒！
ベンチの驚愕の声援に再度の本塁生還を試みるなりさわ選手だったが、本塁で捕殺されまさかの展開でゲームセット！
５－６での逆転を逃した試合でしたが、シナリオどおりに進んでいたゲームプランに、併殺打を打ったのぶお選手が悪いのか、転んだなりさわ選手が悪いのかアクトレスはしばらく爆笑の輪が広がるのでした(笑)
もっとも、自身の粘投を自らの転倒で台無しにしたなりさわ選手本人が最もやりきれなかったことでしょう(笑)

ルーキーズ　１１３１０/６
アクトレス　　３０２００/５

１．なかはら　右二　中二　.468　打点26　本２
２．ぬまた　　遊飛　左直　.289　打点10
３．あっきー　投失　左三　.412　打点37　本６
４．りすけ　　中安　遊飛　.587　打点35　本５
５．だいご　　左本　遊飛　.514　打点66　本12
６．ゆきっぺ　三ゴ　三ゴ　.151　打点５
７．まさる　　左飛　遊ゴ　.000　打点０
８．なおき　　遊ゴ　遊飛　.430　打点39　本５
９．なりさわ　遊飛　右二　.314　打点11
10．あきら　　遊飛　左安　.416　打点10
11．のぶお　　中本　遊併　.602　打点43　本８

敗）なりさわ(３勝４敗)

本）のぶお(８号：１)