つづく巴戦第２試合はアクトレス対【久留米大学ドンキーズ】。秋風が増すグラウンドでの今季初対決が幕を開けた。

先攻は規定打席に多くの選手を到達させれるよう温情采配でオーダーが組まれたアクトレス。
まずは初回表、１番・なりさわ選手が制球の定まらない相手投手を見定め、四球で出塁。つづく２番・ゆきっぺ選手が進塁打で走者を進めると、ここのところ絶好調の３番・なかはら選手がタイムリー三塁打を放ち幸先良く先制点を挙げる。
さらにここから４番・のぶお選手が敵失、５番・りすけ選手が二塁打でそれぞれタイムリーを放ち３－０となると、相手守備陣がミスを頻発し始めて続々と塁を埋めるアクトレス。ここからも６番・ぬまた選手、７番・まさる選手が敵失で出塁し、この初回で４点を挙げる。
そしてその裏から守備につき、マウンドに上るのは久々の登板となるあきら選手。ソフトバンクホークスの斉藤和巳選手ばりの復活マウンドで相手打者をねじ伏せ無失点。完璧な立ち上がりを見せる。
一方のアクトレスは10番・なおき選手が凡退すると、ベンチのゆきっぺ選手が「またぁ(凡退)?!」とハートに突き刺す一撃を見舞う(笑)
だが、後続の11番・あきら選手が安打で出塁し、その２番・ゆきっぺ選手が内野安打で出塁。ゆきっぺ選手は塁上で得意気にふんぞり返る(笑)
そしてこの勢いのままに３番・なかはら選手がタイムリーをきっちりと放ち、５－０とあきら選手を援護射撃。
こうなると投打が噛みあうアクトレス。守っては鉄壁の守備で好投するあきら選手を盛り立てこの回も無失点。気分が乗ってきたアクトレスはここから打線が爆発。
３回表、まずは先頭打者の５番・りすけ選手がバックスクリーンにソロ・アーチを突き刺し追加点を挙げると、さらに７番・まさる選手が敵失で出塁。そして８番・あっきー選手が二塁打で塁上を賑わせ、つづく９番・だいご選手が二塁打で走者一掃。尚も送球が乱れ、そのだいご選手自身も生還し、９－０と大差をつける。
そしてさらに10番・なおき選手がゆきっぺ選手を見返す一撃を左翼スタンドに叩き込み、アクトレスは10－０と押せ押せムード一色。以降も好投を続けるあきら選手が要所を三振で斬って取るなど圧巻のピッチングを見せ、アクトレスは実に34試合ぶりの完封勝利を成しえたのでした☆
そして見事な勝利を収めたこの試合のヒーローには投打で活躍したふたり、無失点完封のいけじりあきら選手と、３打数３安打２打点で決勝の先制打を放ったなかはらとしあき選手が選出され、投打が噛みあうと途端に強さを増すという極端なアクトレスの象徴を随所に見れたことを特筆しておきます(笑)


アクトレス　４１５００　/10
ドンキーズ　０００００　/０

１．なりさわ　四球　三振　中安　.321　打点11
２．ゆきっぺ　投ゴ　捕安　三安　.194　打点５
３．なかはら　右三　右安　二安　.487　打点28　本２
４．のぶお　　一失　三振　三ゴ　.586　打点44　本８
５．りすけ　　中二　中本　一邪　.590　打点37　本６
６．ぬまた　　左失　三振　投飛　.282　打点10
７．まさる　　一失　三失　遊ゴ　.000　打点０
８．あっきー　投ゴ　左二　遊飛　.410　打点37　本６
９．だいご　　中飛　左二　左飛　.510　打点69　本12
10．なおき　　中飛　左本　中二　.435　打点40　本６
11．あきら　　左安　遊飛　左飛　.410　打点10

勝）あきら(５勝２敗)
奪三振）１Ｋ(通算５Ｋ)

本）りすけ(６号：１)、なおき(６号：１)

MVP）あきら(無四球完封勝利)＆なかはら(３打数３安打２打点の活躍)