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2016/3/13日放送のNHKスペシャル「原発メルトダウン 危機の88時間」を観た。本で読んで理解するのも良いが、この原発事故の場合、再現映像で描く手法がよく適合していた。現場の状況や当時の危機感が伝わってきた。
NHKオンデマンドで2016/3/28まで配信される筈なのでお薦めします。 事故当時、如何に原発がコントロール不能の状態に陥っていたのか、東日本壊滅という事態になりかねない状況であったことが分かる。 今から30年前の1986年にチェルノブイリ原発事故が起きたときに、日本の殆どのマスコミでは日本の原発とは方式が違うので日本では考えられない事故と説明されていた。そして、政府も東電も安全神話を繰り返していた。 昔のことなので具体的に放送局や番組は覚えていないのだが、事故後しばらくして日本とは形式は違うもののそれなりによく考えられた構造であると解説している番組があった。そして日本の原発についてももう一度安全性についてよく検討すべきだというような内容だったように記憶している。 黒鉛を減速材として使用するチェルノブイリ原発の構造は確かに違う、原因も人為的なものと地震と津波という違いはあるが、やはりチェルノブイリの事故を全くの他人事として捉えてしまって、真剣に検討する姿勢が欠如していた。 我々は5年前の福島の事故から学ぶことができるだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.03.23 21:49:54
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