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カテゴリ:重賞予想
古馬のコース傾向はみましたが、実際の神戸新聞杯はどうでしょうか?
2歳、3歳、牝馬のレースは、一般レースと違う場合があるので、個別に見て行く 必要があります。 前に言ったように、阪神は06年の暮れに改装。このコースは07年から使用して います。過去3年はデータ的には少ないですが、どんなレースだったのでしょう。 【過去の神戸新聞杯回顧】 09/09/27神戸新聞杯4番イコピコ(7人気) 良 前48.0-中49.6-後46.6 ▼8-△2-△2瞬発戦 下げて中団内追走。そのまま4角内を通して、直線外に出すと馬場の真ん中を 通して、前のリーチザクラウン、セイウンワンダーを交わしてゴール。 レース評: コース解説で「理想」と書いたとおりの競馬^^; >中団から前で内に入れ脚を溜めて追走。4角内を回して前に進出。直線前の馬が >内に入れてぽっかり空いたところ、馬場の真ん中を突き抜ける競馬。 理想的な競馬をした馬。しかし、菊では4着。前で粘ったセイウンワンダーが3着。 (リーチザクラウンは5着) ここでキレを発揮しても、なかなか菊花賞には繋がらない。3000mという未知の 距離は、3歳にとってここの勝ち負けでは雌雄が決しないレースなのかな。 08/09/28神戸新聞杯1番ディープスカイ(1人気) 良 前49.1-中48.9-後47.3 ▼4-△7-△7平坦戦 内に入れて中団内追走。割と一団の競馬。3角過ぎて外に出すと馬群を通して 直線馬場の中央に出すと、前とは5馬身差。外から追いこんだオウケンブルースリ (菊花賞馬)は、3着まで。 レース評: ディープスカイはこの後天皇賞(秋)へ。最後に追い込んだオウケンブルースリ が後の菊花賞馬となる。やはりこのレースで勝つ馬は、キレ勝負の中距離が向いて いるのかな。オウケンは長くいい脚を使うタイプ。直線のキレでは厳しかった。 07/09/23神戸新聞杯14番ドリームジャーニー(3人気) 良 前47.2-中49.7-後47.8 ▼10-△0-△12瞬発戦 下げて最後方追走。4角大外を回して直線で前とは6馬身差。大外を一気 に上がってゴール。2着は前で粘ったアサクサキングス(菊花賞馬)。 レース評: 前が遅いコースですが、後半4Fより前半4Fが速く、前にとっては苦しい戦い。 最後方からまとめて交わしたドリームジャーニーは強かった。実は、このレース 前で粘ったのがアサクサキングス。前にとって厳しいレースを粘った体力が菊花賞 では生きた。 このレースの勝ち馬が菊花賞馬になることが難しいのはキレだけでは通用しない からだとアサクサキングスを見て思いました。 総評: 神戸新聞杯の勝ち馬は、その後のG1戦線で活躍。ここを勝つ馬は強い。しかし、 菊花賞に繋がらないのも確か。 このレースで「ハイペースを前で粘った馬」「長くいい脚を使っていた馬」が 勝ち負けではなく、本番に繋がる感じ。 古い話ですが、私が競馬を始めた1994年の菊花賞トライアル「京都新聞杯」の 勝ち馬はスターマン。2着が後の3冠馬ナリタブライアン(単勝オッズ1.0倍!) でした。 先輩に、 「ブライアン負けちゃいましたね。」と言ったら 「これでえーんや、次は鉄板や!」と答えてくれました。 当時から、負けても、いい脚がある馬が菊花賞を勝つと先輩は知っていたのかも しれません。 レースの予想は楽しいですが、きっちり回顧もして本番も当てたいですね(^_^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.25 20:06:26
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