続・セカンドアルバム@NNN
whatsman@nnn1にも2にもセカンド・アルバム。ここ最近の盛り上がりが半端ない@心の中。リリック書いて、声を落として、エースが組み込んで、それを聞いて、またやり直して。このループ。41歳にして、いまだにラップの仕方を試行錯誤したりして、リリックを書いてる最中に落ちてくるひらめきにクソ盛り上がったりマジでクソ面白い。昨夜に激アツだったライムが翌日になれば陳腐に見えたり、言いたいことがHIPHOPから逸れていったのをまた戻したり。一字一句にこれはHIPHOPか、これは俺が言うべきことか俺が言っていいことか、など考えながら、リリックを書きよる。正直なところ、俺なんかはいわゆる現場から離れとるわけだが、やはりこういう活動をするとクソ盛り上がってくる。根っこの部分でクソ好きなんやろう。他のメンバーのRAPを聞いてやべえ、書き直すしかねえって思ったりして、3歩進んで2歩下がるような感じなんだが、この曲を作る過程が一番面白い。41歳。普通に仕事をしながら、こういう活動ができるってのはマジで有り難い話。有ることが難しい話。はっきりいって40代が聞けるラップミュージックは少ない。40代が聞いても楽しめる曲を提供するつもり。話はずれるかもしれんけど今回は、いわゆるバッキンザデーものみたいなのがあるんだが、それが個人的にクソ熱い。おれ個人のリリックというより、周りのメンバーが歌ってる内容を聞いて、同じ思い出が俺にもあるしで、いろいろ思い出して涙がホロっと出たりする。別にたいしたことをしてきたわけじゃねえ。学生時代にヒッチハイクで海外を旅した、とかボランティア活動で大地震の際にがんばった、とか体育会系の部活でキャプテンを務めた、とかそんな話はどこにもない。ただ、HIPHOPに出会ってからのこの20年。あの日の俺が今の俺になるにまでに、いろんなことがあった。人に話しても、すげえ、なんて言ってもらえる話じゃないとおもっとる。が、俺にとってはデッカイことがクソあった。それをリリックにして、歌っていく。41歳で、まさかマイクを掴んでるとはあの頃は考えもせんかった。俺の日常を省みても別にいつマイクを置いてもおかしくない状態でそれでもHIPHOPにこだわって、今もこの場で、書きなぐりよる。HIPHOPが面白くてそして仲間がいて、馬鹿みたいに盛り上がって、そんで今もここにいる。1枚目のアルバムのころとはまるで状況が違うわけで、そうなれば考え方も、歌う内容も変わってくる。同じ事象を見てもその解釈が変わってくる。別にぶれてるつもりはねえが、時間をかけて変化してておかしくねえ。変わることは悪いことじゃねえし、各自がどんどん前に進みよる。進んでいく生活の中にhiphopが混じっとる。NNN2枚目のアルバム。その名もずばり、「日々書き殴り」(仮称)。とにかく寝て待て。その果報が家宝となる。ではまた。ピース。