カテゴリ:北京の生活
1月7日は、伝統太極拳と推手研究会の集いの会。
呉式太極拳に触れて、楊式太極拳の良さをますます感じます。 中国の若者の間では、陳式太極拳が圧倒的に人気がありますが、伝統太極拳の拳理は同じです。 そして、推手は太極拳を学ぶ上でなくてはならないものであり、他の格闘技やスポーツにはない心身の快さと健康効果があるのです。 会場は、北京工業大学。(うちから地下鉄で3駅) 参加者はほとんどが馬長勲の弟子かその弟子の生徒さん達で、熟練の太極拳と推手の愛好家ばかりです。私のようなちょっと齧った程度のひよっこが参加させていただけたのも、太極拳と推手とのご縁を感じます。 馬長勲老師(主席台右から二番目)は85歳になられました。 五名の耄耋が勢ぞろい!崔彩林(85歳)、馬長勲(85歳)、謝金亭(85歳)、劉徳広(86歳)、沈蔚(83歳) 推手の表演 表演とはいえ、やらせではなく、普通に聴勁、発勁をします。身体のゆるみ、整勁の状態、各支部での練習の様子を披露していただきました。 呉式太極拳、太極剣、太極刀には、伝統武術ならではの気に満ち溢れていました。「太極十三勢」という養生功は、太極拳と中医という中国の国粋を代表するものです。 これぞ、中国伝統文化の精髄です。 最後は、馬老師から推手とは何か、どのように鍛錬するべきかのお話があり、馬長勲老師と王小鵬先生による推手を披露していただきました。馬老師の身体はほとんど動くことがなく、相手が吹き飛んでいきます。馬老師の後姿はほぼ変化なしにもかかわらず。(こういうところは、合気に通ずるものがあります) さらには、中央テレビ局(CCTV)のディレクターも取材を込めて参加されていました。今、中国は空前の太極拳ブーム。「太極道プログラム」の仕掛人である姚宇氏が、今年の番組企画について紹介してくれました。もっと中国の武術文化を世界に宣伝していきたいという熱い思いが伝わります。 最後に、馬老師とお話しさせていただくことができて感激しているところを写真に撮られました。老師はカメラ目線なのに、私は全く気付いていませんでした。残念… 「人外有人,天外有天」 「上には上がある」 現状に満足するなかれ。素晴らしい世界はまだまだある。 年明けて、忙しい中にも日々新しい発見に喜びを感じています。 自分は、簡単に満足してしまうから、努力が足りない…。精進よね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年01月11日 22時52分24秒
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