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カテゴリ:科学本
「単位がわかると物理がわかる」和田純夫(ベレ出版)
同じ本から。 P94 金魚すくいに霧吹きを水を吹きつけても紙は破れない。でも同じ量の水を水滴にしてぶつければ破れる。同じ理由で太陽から27万倍の距離(4.3光年)の距離にあるケンタウルス座&alpha星からの光が見える。光強度の計算からではこの星は見えないことになってしまう。光が粒子であることを思い出せば当たり前なんだけど・・・。 P182 自然単位系について。c=1, h/2&pi=1とすると「1秒は約30万km」「1kgは約0.35x10^-42mの逆数」となる。質量が何故長さに関係するか、例えば電子の質量は9x10^-31kgなので対応する長さは約4x10^13m、これはコンプトン波長。この長さは電子のサイズというわけではなく、電子の位置の決定精度に関係している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月11日 11時28分10秒
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