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カテゴリ:科学本
「複雑系は、いつも複雑」逢沢明(稲垣耕作)(現代書館)
同じ本から。 P30 「ぼくたちが呼吸する空気には、ソクラテスが瞑想の一瞬に呼吸していた分子だって、ほとんどいつも混じっているんだ」 P52 「還元主義(reductionism)」に対する立場としてある「全体論(holism, wholism))」。「創発的進化」という言葉もこの哲学から生まれた。 P61 y=ax(1-x) (0< x<1)というロジスティック写像。aが3を越えると収束しなくなり、周期倍増現象を示す。a=3.5699...を過ぎたところでカオス状態に陥る。簡単な式なのにカオスが出現するということで注目を浴びている式である。 P75 「自己組織化臨界(self-organized criticality)」、極限まで積もった砂の山のように自己組織化は限界ギリギリの状態で「あるたどり着くべき状態があって、必ずそこへ自己組織化していく」という考え。 P88 ニューラル・ネットワークのホップフィールド・モデルと磁性体のスピングラスのアナロジー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月16日 09時01分44秒
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