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カテゴリ:インドネシア
インドネシアはジャワ島、ジョグジャカルタから約1時間のケドゥ盆地に位置する、ボルブドゥール遺跡を訪ねました。
ボルブドゥールに向かう道すがらの様子です。 こちらは敷地内の公園を闊歩する象さんたち。お客さんを乗せるでもなく、のんびりとうろついていました。 外国人の入園料は15ドル、ということで、決して安くはありませんが、まあディズニーランドよりは安い。ローカルは多分無料…か、横の小さなチケット売り場で7000ルピア(約1.5ドル)を支払っていたようですね。 全景が見えてきました。 およそ8世紀、南方仏教を信仰した人々がこの地に移り住み、この寺院を建設したと考えられています。しかし時を置かずして、ヒンドゥー、そしてムスリム経がインドネシアを席捲し、この地に残る仏教は、ジャングルの中の寺院のみになりました。 東南アジアに渡った仏教は、(今でも)ほとんどが上座仏教ですが、ボルブドゥールを作った人々が信仰していたのは、日本と同じ大乗仏教だそうです。 こんな南の(暑い…)地にも大乗仏教が来ていたのか~ 例によってジャングルから寺院を“発見”し、発掘をはじめたのは、コロナイザーであるヨーロッパ人(イギリス人、オランダ人)でした。1814年に初めて発見、その後発掘と復旧が始まり、その後150年以上…1982年には1970年に始まった復旧が完了したそうです。 埋もれていた時間も長いが、再び現れるまでもまた長い…。 釈迦如来のお姿。 お風呂に入っているように見えてしまう…(悟りを開いたところだそうです。) 天女たち。 レリーフもよい状態で修復されていました。 アンコールワットと比べると、こちらは寺院1つですから、迫力に欠けるところがありますが、周囲の広々とした景観の中の寺院も、またよかったです。 終わり。 あ、暑かった~ (参照 wiki→☆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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如来さんの像で思い出しました。世界遺産番組で紹介されていたところです。
大乗仏教の遺跡なのですね。東南アジアはみんな小乗仏教かと思ってました。 ポツンとある遺跡のようですが、かなり大きいですね。当時のこの地域の裕福さが想像されます。 (2010年03月18日 17時54分11秒)
のりまきターボさん
アンコールワットと比べると、決して、行きやすい場所ではないのですが(日本から、ジャカルタ→ジョグジャカルタ→車で1時間)、日本人の観光客もけっこう来ていました。プロモーションもうまいのでしょうね。世界遺産になると、こうして人が訪れて、より遺産が維持されやすくなるのは、いいですよね。 >如来さんの像で思い出しました。世界遺産番組で紹介されていたところです。 >大乗仏教の遺跡なのですね。東南アジアはみんな小乗仏教かと思ってました。 >ポツンとある遺跡のようですが、かなり大きいですね。当時のこの地域の裕福さが想像されます。 ----- (2010年03月19日 13時32分40秒) |